あと倉花さんの挿絵に惹かれて
ひさびさに活字のBL読んだんだけど
これすごくよかった……
2巻はやく読みたい。

おおくりから受と金髪エレガント王子攻でしょつらい;;;;
って覚悟して読んだんだけどありがたいことにたぶん逆だ。
奴隷になった黒髪王子が攻で主の金髪が受だ。たぶん。きっと。

なんか、最近の日本の、奇をてらったっていうかニッチなっていうか
インパクトが強くて勢いがあるだけで結局よくわからない流行りのBLよりも
もしかしたら海外のもののほうが自分には合っているのかもしれない???
って思うようになった。
海外=逆カプ(ガチムチ受)とリバって思い込んでいたけど違うみたい?
オメガバースもD/Sも設定としては割と好きなんだよなー。



完結だっていうからもったいなくて読めなくて
ちょっと読んだり積んだりしていたのをやっと読み終えた。

あのジェイクがここまでこっち向いてるのにアドリアン!!!!!
って思って最初はもどかしいばかりだったんだけど
読み進めていくうちに、
そうだよな、この男一回彼女妊娠させたから結婚するって
アドリアンの元から去った男なんだよな、
そりゃどんなにこっち向いてても
こっち向いてる程度で自分の出方を窺われたら信用できないよな、
しかも撃たれたり手術したりのあとで情緒不安定だもんな、
ただでさえ頑固だしな、
って納得した。

またこのふたりの話が読みたいけど
続きがあるとしたらまたふたりになにかしらひと悶着があるかと思うと
あ、いいです、おしあわせに、という気持ちになる。


ずっと「ジェ、ジェイクぅぅぅぅぅぅうううあああぅぅぅ」
ってギリギリしてた。
なんなんだおまえなんなんだ!!!!
いい加減にしろ!!帰れ!!!!ばか!!帰るな!!!!
って思うんだけど憎めないんだよなんなの!!

とにかくぎりぎりしてた。

なんか表紙が珍しい感じだったのでジャケ買い。
デザインのクレジットがないんだけど
どこが作ったのかなあ……

ノンケ高校教師×ゲイのバーテンダーが表題で
あとスピンオフの年下攻の従兄弟同士もの。

読みやすかったしすごくよかったんだけど
萌えはなかった……
でもBL小説の主流は萌えがあることではなくて
痛々しいのかえろいのかな気がして
だったら当たりを引いたのかなあ。
なんか、なんだろう、
ハッピーエンドなのに、このひとたちが今後しあわせに暮らす気がしない。
つねになんか剥き身で精神的に痛い目見てそう。
それでも寄り添っていたいと思うのが尊いっていうなら
まあそれもそうなんだけど、
自分がそこに萌えを感じないから結局満足感がないんだよね。
わたしは楽しくBL読んで楽しい気持ちになりたい……


普段ならこんな展開
ジェイクゆるさないこのCV中村のノンケ気取りが土下座して詫びろ
って思うとこなんだけど
なんだろう、あーつらいなーと思うだけだった。
ジェイクが一回でも完全にアドリアンのものになったなら
てめえ裏切ったなって(わたしが)なるけど
彼は最初からずっとかたくなに片足がノンケだったし
アドリアンもちゃんとそれをずっと理解してたからかな。
逆に、一度こうやって決定的なことにならない限り
ずっとふたりは曖昧なままだったろうと思うと
そっちのほうがアドリアンは可哀相だもんなーとか。

続きは二月かー。たのしみ。


CV中村っていうのはゆなこさんとわたしのあいだでの
「ゆうきゃんの声からはノンケ臭がするよね」っていう言いがかり。
俺はほもじゃないって言いながら受を抱いて、でもひどいこと言って、
なんかいつも理不尽にキレて勝手に苦悩してるキャラが似合うよねって。

アドリアンは神谷がいいなー。

よかった!
結構厚いんだけど最後まで夢中で読める。
ジェイクがかっこよくて、
わたしはなぜか、彼がアドリアンのことをたまに
「ベイビー」って呼ぶのが一番ツボだった。
アドリアンへの接しかたっていうか、触ってくるやりかたが
すごくいい描写だったなあって。
「点字を探るみたいに」とかいい表現だったなー。
しかし同い年くらいだろうと思っていたので
ジェイクが8つ年上って聞いてびっくりした。

3巻はどうやら雲行きがあやしいようで、
4巻の予告が入ってるのが展開のつらさのフォローなのでは
みたいなレビューを見たので買うのをためらっているよ。

M/Mといえば、ゲイ・ハーレクインが日本上陸って聞いてすわと思ったけど
超訳・雪代鞠絵ってとこがなんとも不安。




よかった!

書店経営してるゲイと刑事。
そして殺人事件。
ミステリとBLは混ぜないでください派のわたしだけど、
これはそれほど恋愛色もなく、ないことに不満も感じなかった。

レビューで「訳がちょっと…」みたいな意見があったけど
それもあんまり気にならなかった。
イラアとする壮大で大げさなたとえ話がなければ翻訳も読めるのかも。
あとよくわかんないまずそうな食べ物の描写もないといい。
なんか翻訳物ってまずいごはんを出される印象。
なにを読むとそういうイメージになるのか自分でもよくわからない。

ゲイですがなにか!!みたいな受も、海外物だとすんなり読めるなー。

攻との関係ははじまったばかりな感じなので、さっそく2巻をぽちった。
はやく読みたいなー。

---

よく考えてみたら、デスペラードとか硝子とかすごく好きだったのだから
根っからのミステリ調のBL反対派ではないはずなんだよね。
なにがだめだったって、たぶんアイダさん系じゃないかなって……
事件が起こるからぶつかり合ってドラマチックです!!!!みたいなそういうなんか……。
ああいうのは職業BLであってミステリBLではないんだなっていうか
どんぐり先生とかこの作家さんとかは「BL小説家」ではないんだっていう
つまり同じ土俵に上げたらいかんかった。


サムシングBL小説を読むぞ!と意気込んでこれを買った。
冒険はしなかった。

よかった!
続きも買おうっとー。

ひさしぶりのBL小説。
よかった。
長く付き合った彼氏と別れたばかりの作家と
記憶障害のなんでも屋、の年下攻。

文章と展開に無理もなくて無駄もなくて
淡々としてるようででも胸が痛くなるような
いい話だったなあ……。
最後のSSは作者さんがあとがきで書いてたように
賛否両論あるのかもしれないけど、
書き手としては「しあわせに暮らしましためでたしめでたし」の先の
自分のキャラクターの人生すべての面倒を見てあげたいっていう気持ちはいつもあって、
それにしても「の」が重なるので続きを見失った。
この作品だからこそ、この最後のSSに蛇足にならない意味が持たせられたんじゃないかな。
ほかのネタでほかの作風ではほんとにもっと意見がわかれると思う。
なんかむかしにこのはら先生のなにかを読んだときには
「そこまで書ききってくださらなくて結構です……」って思った気がするから……。


高校生同士ということならば。

読みやすくて、かわいった。
先輩×後輩ってそれほど好きじゃないし
形式美的なチャライ先輩と真面目な後輩っていうのも
萌えはないんだけど
どっちも突出するほどの個性じゃなくて、
高校生らしい清潔感と葛藤と青さがあってかわいかった。
先輩がいつ後輩を好きになったのかがイマイチ見えづらくて
後輩は結構悩んだのにえらくあっさりとくっついたので
そこだけびっくりしたけど。
あ、いやもうひとつあったな。
くっついたあとに後輩の親が海外赴任になるっつーんで悩んでたときに
先輩がご挨拶にいくよっていって後輩の両親とお話してくれたんだけど、
嘘もついてないけど本当のことも言ってない
煙に巻いたような感じでゆくゆくの同棲生活への了承を取り付けていて
それはちょっとどうなのかなーってもやっとした。
親は先輩がまさか息子の彼氏だとは思っていないし、親と同居してると思ってるじゃん。
実はひとり暮らしで身体の関係もある恋人ってなったらぜんぜん話は違うと思うんだけど。
結局そういうところで親の信頼を裏切るんだったら
いままで青臭く悩んできた後輩の性格全部が残念な感じに見えちゃうなーと。
まあ高校生にもなったら自己責任ってところもあるけど……個人的にはひっかかった。
でもかわいかった。青春かわいい。

めずらしくほも小説を続けて読んでいるが成果は芳しくない。

成果とは。

花嫁ものって、ドラマCD聞いたことはあるけど
文字で読むのははじめてかもしれない。

なんかいろいろ突っ込みたいところがあって
ここ抜粋しようとか思いながら読んでたけど
結局のところはすべてがあれで
後半はずっと

( ´_ゝ`)

こういう顔してた。

花嫁テンプレってこういうやつなーっていう。
それにしたって受が悲劇のヒロイン酔いをして
「僕は何されてもいいんです」とか言いまくって
こんなの潤の声がついたって許せるものじゃないレベル。

あと攻の台詞がすごい。
「愛してるよ、淳。二度と離しはしない」
「淳、君が欲しい」
「淳……君が欲しい」(二度目)とか
こんなの森川の声がついたって噴き出すレベル。

攻が好きなのは本当は自分の姉だって勘違いをしたまま
昔の約束がなんとかっつって抱かれて監禁されるんだけど
まあもちろん話の最後で「誤解だ!」ってことがわかるのね。
正直言うと君のお姉さんとは性格が合わないと。
むかし、女子高生の彼女が(親は結婚させたがったけどしませんって直談判しに)
屋敷に乗り込んできたときには背筋が凍ったと。
なんで背筋が凍るのかはよくわかんないけど気が合わないんだって。

っていう説明を受けて納得してハッピーエンドになったんだけどね、
後半の続編では受がまた
「攻とお姉ちゃんは付き合ってるんだ!」
って勘違いをして
「僕は愛人でもいいから傍にいたい……」
ってまた悲劇のヒロイン酔いしてた。
もうその話は済んだのではなかったか。
まあ、前半の
「攻が本当に好きなのはお姉ちゃんだから身代わりに抱かれる可哀相な僕」が
後半は
「攻が本当に好きなのはお姉ちゃんだけど、好きだから愛人として抱いてほしい健気な僕」
になるわけだから違う話と言えば違う話だけれども。
だけれども?

あとなんでもできるスーパーお姉ちゃんがただの非常識な人にしか見えず?

うーん、ちゃんとしたほも小説読みたいなー……


読んだ。
同時発売でめばるさんが挿絵のがあって
それとどっちにしようか迷ったんだけど
そちらのほうはなんだろう、
作者さんのPNに若干の危惧を感じたので
(名前のイメージってやっぱり大事だと思うのね)
栗城さんは名前知ってるし年下攻みたいだし……
ということでこっちにした。

五年付き合ってていまでは会社の上司である恋人が
結婚していたことを知らなかった!
しかも付き合いだして割とすぐに結婚したっぽい!
っていうのにちょっと無理があるかなって最初はそればっか気になったんだけど
この既婚者元カレが日本語の通じないクズで
まあこのクズなら一生懸命隠すかなって納得しないこともなかった。

「言っとくけどな、お前のほうが最低だからな。
俺はちゃんと、女で一人、男で一人だけだった。
お前は男二人と、本当の二股してたんだ」

( ゚д゚)

ちょっとこの男はあたまがよわいのかな?
しかも奥さんいわく、ほかにも女がいたらしい。
まったく「ちゃんと」じゃなかった。

平北はまっすぐでかわいい年下攻だった。
展開も攻の優しさも、受にとって都合がよすぎるかなっていう感じもしたけど
(元カレと揉めたときもその奥さんと対決したときも隣に攻がいた)
レーベル的に甘やかされて癒される系が求められてたんじゃないかなって。
働く女子のための云々みたいなこといって創刊された気がするとこからの
勝手な想像だけど。
疲れてるときにはこういうの読みたいよねーっていう、そういう感じ。


検索機能がしんでるみたいなので、
読了した本じゃなくて読み途中の本の話。

ひさしぶりにほも小説を読んでいる。
作者さんの名前見たときに、読めなくてだめだったむかーーーーーーしの記憶がよみがえったんだけど、まあほら、いまなら違うかもしんないし、ほら、15年とか前の記憶とかあてにならないし、と思って読みはじめたらやっぱり無理だった。

開始7行目から
「業績が不振だったわけではないが倒産してからの会社の清算処理の対応は早く、社員寮に入っていた来夏も数日で出ていかなくてはならない中、同僚たちと深夜に及ぶ残務整理に追われるうちに気付くと退寮期日になってしまってた。」
っていうところでわたしに搭載されてる自動校正装置がひさびさに発動してア、ダメダって思った。

その後も、

「そろそろ秋の気配が濃い夜空を見上げた。」
→秋の夜空って言われてもよくわかんない。

「…その先に意外な人物がいたことは、この時の来夏には思いもよらずに。」
→すごくおさまりが悪くてきもちわるい。

「お洒落なエクステリアが施された外観は、」
→ざっくりしすぎてよくわかんない。

コーヒーを出されて「カップに口をつけると、苦味のない美味しいコーヒーの味だった。」
→コーヒーの味っていうかコーヒーだよね。
苦「味」のないの直後に美「味」しいを持ってくるセンスと、「美味しいコーヒーの味だった」のセンスやばい。

「神保からかすかに男性用のフレグランス。」
→いきなりト書きみたいになった。

「自家製のベーカリーで日替わりのモーニングを提供しているコーヒーショップだった。」
→……?
10分くらい考えたんだけど
「自家製の(パンで評判の)ベーカリーで(作ったパンを使って)日替わりのモーニングを提供しているコーヒーショップ」
ってことなの?
それともベーカリーをパンのオシャレな言い方だと勘違いしてるだけなの?それは本人があれでも校正の時点でどうにかならなかったの……?

(モーニングの量が充分で)「働き盛りの自分たちでも物足りなさはない。」
→24と27ってまだ働き盛りのイメージないけど……働き盛りって若くても30代後半くらいからのイメージだわ……
しかも働き盛り=たくさん食べるって繋がらないと思うけど……育ち盛りならわかるけど……

っていちいちいちいち気になって。

さらに主人公がめっちゃ独り言いう。
頭で思ってることほとんど口にしてる。
「だけど、ちょっと心苦しいな」
「俺には、この恩義を返せるアテがない」
めっちゃひとりで喋ってる。すごい。

そして来夏っていう主人公の視点なのに、
「来夏はそんな市川に気付かない様子で」
って突然すごく遠くなるし、三行後には
「時計を見ると確かにもう出かけなくてはいけない時間だ。」(市川@初対面の脇役が)
って視点ブレてるし。

これは……また挫折かなあって。
いま42ページだけど毎ページ突っ込んでたら疲れた。


活字でほもが読みたい、と思ったときには
そっと全力で信頼できる筋に頼る。

よかった!

一九九八年二月、突然おそった出来事が、親友だった彼らの運命を変えた――。
それは幸せだったのか、不幸だったのか。


高校の同級生で親友の蒼司に突然告白された千夏は、恋よりもずっと一緒にいられる道……
友人であることを選び、やんわりと蒼司を拒絶する。
その翌日、蒼司は学校に現れなかった。
千夏が自宅や携帯電話に連絡を入れると知らない男が電話に出た。
しかし異国の言葉で聞きとれない。
不安に駆られた千夏は蒼司の家を訪ねるが、そこに彼の姿はなく――。


ていうあらすじを見て「???」ってなって、
しかもコノハラノベルスだしこれは……
とおそるおそる手に取ったよね。

タイトルと表紙とレーベルから、
なんとなく、不思議系の話かなと
(記憶喪失とかタイムスリップとか幽霊とか)
思ったんだけど、そんなことなくて、
ネタバレになるかと思うとなにも言えないけど
わたしはすごく好きだった!

最初、キャラの受攻がはっきりしなくて、
主人公の視点に設定されているキャラは受けだと思いがちなところへ
名前が「千夏(せんか)」で、でも行動とかは攻っぽいのかな、
ってところで困惑して、これは読めないタイプや……と思ったんだけども。
あと「仮卒」ってなんだよとか、電流の音がなんだって?とか
想像力が追いつかなくて投げ出しかけたりしたんだけどね。

中盤以降の心理描写がすごいきれいで、喩えとかがすごくぐっときて、
うわあうまいなあ好きだなあと思った。
高校生の男の子が転がりながら痛いのに必死で相手のこと好きですごくいとしい。
後半ずっと涙目で読んだよ。かわいい。

あと、伏線っていうんでもないけど、
ちょっと出たきた独立しててもいいようなエピソードとか小物が
あとでちゃんと効いてきてて、
細かいところまでよく作られてるなあと。

今後どのくらいホモ小説読むかわからないけど
わたしの今年の一番はこれになりそうだなー。

イラストが草間さんだし、
年下攻のようだし、
久し振りにエダさん読もうかな、と。

おもしろかった。
最初ちょっと飽きかけたんだけど
(展開わかってるのになかなかそこに
辿り着かないと飽きる)
後半は一気に読めた。

ひどいSM描写とかもなかったし、
エダさんの文章はなんだかんだで
品があるというか、なんというか。
おとなしいひちわさんみたいなイメージ。
芸風は似てる気がするんだけど、
ひちわさんはすべてがゴージャスで大袈裟で
エダさんは地に足がついてるというかなんというか。

Sってやっぱり突き詰めれば「やさしい」のと「信頼できる人」
なんだなって思った。
「すべての愛撫には責任がともなうのだということを痛感する。」
でお馴染みのヴィンセント卿(『貴族の恋は禁断の香り』)も
そうだったよね。
ちまたにはびこる自称Sのスーパー攻さまに教えてあげたい。

あとこんなん絶対羽多野くんにやってほしい攻だね!!
カモン!と思いました。
あと王は断然ゆっちーだよね!
糸目でドエスでクレジット三番目とか
ゆっちーのために用意されたような役だよね。
とも思いました。
受は神谷か立花くんあたりかなあと思いつつ
こういう役上手なのって実はスズだったりするよね。
美人声じゃないけど意外とはまるんだって。
とも思いました。

久し振りに音で聞きたいと思う作品だったなー。

受にしても攻にしても、
相手を削るキャラクターが
苦手なんだということに気付いた。

肉体的にも精神的にも、
ダメージを与え続けるとか
毟り取り続けるとか
うまくいえないけどなんかそういうのが苦手だ・・・

いままでは単に陵辱とかが苦手で
上からの攻が苦手なんだと思ってたんだけど
攻のつらさを汲まずに振り回す受とかも
考えてみたら苦手だなって。
素直になれないの度を越している人たまにいるじゃない。
過去に傷があって素直になれないからって
自分に好意を向けてくれる人を傷つけていいことにはならないし、
少なくともわたしはそれに共感できない。

これも、なんかなにを言っても攻の言葉が受に届くとはとても思えなくて、
最後まで届いたとは思えなくて、
こういうのってハッピーエンドっていうのかよくわかんなかった。
BLは、よかったね、しあわせにね、って読み終わりたいんだよ!


次で終わりかー。
さみしい!
前巻でレヴィンを見直して
6:4でラウルかなと思ったように
記憶しているけど
また8:2の勢いでラウルに戻った。
いや、まあいつでもラウルなんだけど。

でもね、ツイッターでキャラbotフォローしたら
レヴィンつっこみどころ満載で愛しくなってきた。
ちょww呟かなすぎwwwwww
あげく1/6になっていきなり「2012年か……」
って、え、マルタの時差?旧暦?

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくおねがいします。


続き物でなければ
夜光さんの新刊は手に取ってみようかな
と思う今日この頃。

すっごい萌えはないけど、
安心して読める。

ただ、地の文で「やばい」という言葉がたびたび出てきて
それだけはちょっと気になった。
「かなりやばかった」とか。
キャラ一人称なら気にならないけどそうじゃなかったので・・・

あと、攻が変な人で、表紙の印象よりだいぶラブコメな内容だった。


サムシングホモ小説を買うまで!
ぼくは!
この書店を出ない!

と思いつめて選んだ一冊。

・どうしてもこうこうせいが読みたかった。
・賭けなら文庫でしたかった。
・最近ララ子さんが異様に好きだ。

ということでこれに。

有名?な作家さんだけど初読み。

こうこうせいの主人公が
臨時講師の攻を好きになってがんばる年上×年下。

かわいかったし、ふわふわしてて、作風は好みだった。
健気受はかわいい。応援してあげたい。

でも、ところどころ、どうよそれは・・・と思うところもあり・・・

任期の終わった攻が学校を去り、でも恋人同士になったっぽいので
受は攻のおうちに足繁く通うわけなんですが、
毎 日 ・・・ってちょっとなあ・・・学校帰りに毎日ってなあ・・・
しかも歓迎されてる自信もないけど毎日ってなあ・・・
とか
攻はダメな人っていうか変な人で、
受のこと好きかどうかイマイチよくわかんなくて不安にさせるわけだけど、
じゃあ既成事実が必要なわけねって押し倒して、事に及ぶにいたり、
まったく優しくないのがちょっとなあ・・・
はじめての子供がこわいって言ってんのに
宥めることも励ますこともしないでやっちゃうっておとなとしてどうなのそれ・・・
とか
まあべつに気にするほどのことでもなく、ぜったいゆるさない地雷でもなく
あえていうならそこがあんまり趣味とは合わなかった、という感じ。

この攻だったら、可愛い中にもオトコマエさと芯の強さがもっと前に出る受のほうが
うまくはまったんじゃないのかしらとかまた余計なことをですね・・・

そんな感じ。

1 2 3 4 5

 

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索