キャスト決まったときに、
スズ受BLが久し振りだったので
「これだ!」と思ったものの
攻が立花……?っていうのと
2枚組CDの驚異の積み率を考えて
ずううううっと迷って手を出さずにいたもの。
2枚組、5000円、って言われると
ぬぬぬぬ……って思うよね……

でもなんかどっかのタイミングで
ヨッシャーって思って買ったみたいで
積んでたのを崩した。

よかった!
モノローグも台詞もほんとスズが
めちゃめちゃいい仕事をした。
こういう繊細なタイプの男の子って、
神谷がやるときっと、すぐに自立して人の手を借りないイメージの子になり、
潤がやるときっと、危なっかしいにも程があるけど底辺のラッキーで生き延びる子になり、
スズがやると、健気で孤独で人の胸を打つんだなあときもちわるいことを思いました。
さびしい感じがものすごく出るんだよね。
立花くんは、やっぱり岸尾の下位互換のイメージは変わらないんだけど
岸尾ほど演技がオーバーじゃなくさらっとしてるのでこの役は合ってたと思う。

原作を読んだときには、
「ぼくのお父さんが間接的に君のお父さんを殺した」
っていうことは、それほど主人公が自分の罪として背負わなきゃいけないことかなと思って
攻がいいっていうならいいんじゃないの、ってちょっと冷めたんだよね。
でも音で聞いたらすごく説得力があって泣けた。
一途で健気なスズと、高潔な王子様的立花がうじうじそろそろしてるのがかわいくて……
それにスズが泣くならしょうがないよ……。

惜しかったのはスズの弟役がヨナガッパかなあ……
幼少時代はよかったけど成長後が11歳とかにしては幼すぎた気がする。
あと絡みシーンも惜しかった。なにしてるのかよくわかんなくて……
チューさえ息があってなくて、終始、ん?ん?って思いながら聞いた。

でもよかった!
杉原作品はモノローグ担当キャストさんがいい仕事すればいいCDになると思うので
もっとCD作ってほしいなあ。キャストが当たりなら買うから……

-----

あんま関係ないけど、うたプリの真斗がそれほどスズに合ってないのは
真斗のちょっと傲慢なところがスズの声から出ないからだと思った。
レンに比べると嫡男御曹司な真斗は当たり前に人が持っていないものを持っていて
嫌味なく傲慢だったり人の上に立てたりするんだと思うんだけど
スズはどっちかっていうと人に依存する声なんじゃないかなって。
神谷とか櫻井とか立花は依存しないけど、
スズとか潤とかノジとかは依存する。
谷山さんとか岸尾くんはどっちでもいけるような気がする。
ってなことを思いました。


CDの画像探せなかった。

というわけでドラマCD。
キャストは異様に豪華なんだけど、
ドタバタ学園コメディってべつに
そんなに聞かなくても……?と思っていた。

いまも思っているけど。

オーバーな演技をするみどりんと岸尾に挟まれ
朴訥としたイケメン好青年役の平川くんが
主に音量的な部分で大いに負けていたのが残念。
平川くん、もっと、おっきな声で!
と思うけど、おっきな声出されたらキャラが違っちゃうし、
これはもう仕方ない。
……ミドリンと岸尾くん、もっとちっさな声で!

やんちゃ腹黒な岸尾がなによりかわいかった。
「もー○○なんだからねっ」「しっかりしてよねっ」みたいな
男の子かわいいよねすごいかわいいよ大好き……
「タカちゃん」「サトちゃん」って
お友達を「ちゃん」付けで呼ぶ男の子もかわいいよね……

あと生徒会陣営の美人ツン眼鏡の潤もかわいかったよ!
ちょっとどすこいだけど、かわいかったよ。
岸尾vs潤のキャットファイトを一時間聞きたかったね。

これからラブ、というところで終わったけど
(そして原作はいまやっとラブらしくなってきたけど)
続き作るのは難しいのかなあ……キャスト集め頑張りすぎて……

神谷のオカマ演技聞いて林檎先生ばかりを思い出したんだけど
そういえば神谷と中村くんって声が似てるなあって昔は思っていたことを思い出した。

の、ドラマCD。

パン屋の森川とその周りの恋愛事情
3本オムニバス形式的な。

ひとつめは高校生の甘酸っぱいカップル。
羽多野×下野。
同級生もの。かわいい。
不器用な高校生の羽多野くんがちょうかわいい。
羽多野くんは「不満」を声に出しても
「拗ねてる」感じがすごい出るからかわいい。
あと下野が、普通の男子な喋りかたなのにたまに
「よく噛んで♥」とか語尾にぷわっとハートが見えてかわいい。
台詞は大変かわいいけどモノローグはちょっと残念だなあ。
うまくなったけどうまくはない……と思う……
森川に告白を促されて、一大決心をした羽多野くんが
「俺!……夏休みにおまえといちゃいちゃしたい!」
と叫んだ瞬間「えっ」と言った声が下野くんとかぶった。

ふたつめはリーマンの先輩後輩カップル。
遊佐×野島弟
かっこいい先輩攻で後輩の片想いからはじまるんだけど、
ノジのはっきりしないうじうじ系受片想いもお家芸っていうかはまるなあと。
あとゆっちーが珍しくこう、悪いところやつっこみどころのないかっこいいリーマンだった。
独占欲が強くてでも自分の気持ちをなかなか自覚できない子供みたいな攻さまで
でも発声がそれほど強くなかったからゆっちーの声のイケメンなところが抽出されてた。
こういうどうということもないかっこいいリーマンの役をもっとやればいいのに。
ノジと森川が付き合ってるって誤解して機嫌悪くして追っかけてきたノジに
「なに」って言うのがすごいこわくて
つい「こわっ」って言ったら少し遅れてノジも「こわっ」て言ってた。

みっつめはパン屋とふらふらした恋人。
森川×鈴村
なんかよくわかんないんだけどスズが森川のもとを去ったり戻ってきたりしてるらしい。
6年ぶりに戻ってきたスズが森川のパン屋を手伝っていた。
それにしてもスズが泣くとそれだけで話の筋が通るわけで、
数十分のあいだにスズが三度も四度も泣くので
情緒不安定な受なんだな可哀相に……
と思うことで話の筋が通った。これはすごい。
ほんとすごい泣くので泣くたびに「また泣いた!」と口に出した。

というわけで久々のドラマCDだったせいか、たくさんリアクションをした。

あとね、BGMがね、「ルールールー、ルールールー」とか「ルルル!ルルル!」とか
明るい世にも奇妙な物語みたいなルルル曲をいくつも繰り出してきて噴いた。
そのルルルがでかいし気になるしでルルルのあいだは台詞が半分くらいしか
聞き取れなかった、なんなのよルルル。
そしてしつこくルルルを貫いていたのに、
最後の話の最後にだけ「ラララー」に変えてきてまた噴いた。

フリトはなし。
うん、もうフリトとかなくてもいいかな……

便利屋さん

2011年10月8日 ドラマCD


羽多野×神谷と遊佐×寺島の二本立て。

音也があまりに天使なのでてらしー祭をしようと思って通販。
これ、てらしーさえ不安材料じゃなければなー
って当時思ったんですよね。
羽多野くんも当時それほど注目してなかったけど、
神谷受と遊佐攻があってスルーしたってことは、
相当てらしーがどうでもよかったんだなあ・・・

で、聞いたら。

羽多野くんがあああああああああ
わたし実はあんまり羽多野攻を定期的に聞いてないんだなあ。
なんか、すごく上手になってるように感じた。
わんこな声質なのはわかっていたし、
わんこに定評があるのはご本人のキャラが
にじみ出てくるせいもあると思っていたんだけど、
なんかねこう、成長してね、
大事なところではちゃんと受を包み込む包容力があった!
わんこ攻は一生懸命さが取り柄なので、
わりと自分ひとりで必死にやってても成り立つんだけど
今回こう、なんていうの、相手がちゃんといるなあと思った。
特に合体シーンの、攻さまとしての余裕がすばらしかった。
えらい、えらいよ羽多野くん。
そして神谷も。
間違いのないクール美人がどんぴしゃでまあ……。
「ハマッてしまったら……困るぅ……っ」
って語尾が甘えて上がった瞬間、
「か、かわ……っ」
って思わず呟いたら、その声がまるっと羽多野くんと被りました。
羽多野くんと台詞が被ることに定評のあるわたしです
(前回→達央戦のCDで、達央「俺だけを見ろよ!」羽多野くん・私「はあ!?」)
そして、あまり合体シーンに期待してない組み合わせだったんだけど、
なんかすっごいよかった!
相手を慮ってことをすすめる年下のわんこと物慣れない年上美人なキャラが
吐息からも伝わってきて、ふたりの息も合ってたし、
合体シーンの吐息だけできゅんときたのははじめてかも。

遊佐×寺島のほうは、まあ、あれだ。
名瀬さんが得意な朴念仁な感じの攻さまは、
音になるとなかなかに気持ち悪いんだなと思った。
すごいいちいち確認してくるとか、なんだか妙な誠実さを見せるとか、
大真面目な攻さまを、ゆっちーが、まあ、アレだ。
てらしーは、可もなく、不可もなく。
聞いててすごくハラハラするけど、
このハラハラは、初期の羽多野くんとか達央に感じた種類のものだなあと思いました。
まだ物慣れない感じが……?
自分がてらしーに慣れてなくて安心できないのもあるんだけど
まあこれはそのうちどうにかなるだろ。なれ。

トークは案の定だけど、ドエスに定評のある遊佐と神谷の毒と切れ味と意地悪に、
年下チームが振り回されてあわあわするという展開でした。
ドエス組ひどい。このふたりだけで喋らせるとそれほど面白いことにはならないので、
ドエスはいじる相手がいてこそ輝くんだなあとしみじみ。
ゆっちーの「原作者の先生はぶっとんだ設定のものもお描きになりますからね」に笑った。
そうだった、ちんつぶ出てたものね。

ドラマCD久し振りなせいか、フリートークに耳が慣れなくてびっくりした。
クロストークになると聞き取れなくなる。野次とかだれだかわかんないの、びっくり。
J好きだったときに相当動体視力が鍛えられたように
声オタになってやっぱり耳は鍛えられていたんだなあ。
鈍らないようにやっぱり定期的にCDなりラジオなり聞かないといけないね。


次は平川戦のカテキョ聞くぞー。おー。


というわけで音盤の火村先生ですよっと。

アリスがスズなのは理想どおりとして、
神谷の火村先生ってどうなのと。
ちょっと高すぎるし澄みすぎるのではないのかと。
脇に杉田くんいるけど、まだ杉田くんのほうが
しっくり・・・・・・こないけど・・・
そしたらまだ平川くんなら・・・優しすぎる・・・
小野くん・・・・・・優しすぎる・・・

そう考えていくと、
他人を突き放した印象の孤独な火村先生(アリスしか友だちいない)には
神谷が合ってるのかなあ・・・
そうなのかもなあ・・・

とぶつぶつ考えながら再生。

そしたら神谷がものすんごい頑張ってたんだ!!!!!

あの透明感のかたまりのようなクリアな声がざらついてて!
ハキハキの見本のような声がくたびれてもそもそしてさえいた!

神谷!よくがんばりました!(上から目線)

ツンの強いリーマン受をやるときの神谷って、
意外と声は低く作ってると思うんだけど、
そのときの声をもっとくたびれさせた感じ!
神谷の声から「美しい」というケタガリー(カテゴリー:小野語)を外した感じ。

まあ、そうなると、そういう特徴を奪ってまで火村先生を神谷にっていう理由が
よくわからなくなるんだけど、
そこはやっぱり、他人を寄せ付けない孤高声ゆえなのかなと。
個人的なイメージだけど、低音の声優さんってもったりねっとり喋る気がして。
低音だからこもるっていうか、響くっていうか。
そういう系統の声からはやっぱりクールとか颯爽としたとかいう気配は出ないんじゃないか、なんて。

火村先生の孤独さとか複雑さとか脆さとか助教授さとかクールさとかを突き詰めて考えていくと、
「神谷に多少の無理を強いる」
のが一番近かったのかもしれないなー。
聞き終えた感想はそんな感じ。

内容のほうは。
あんまりバランスはよくなかったかなあ・・・
謎解きがちょっと駆け足過ぎた印象。
犯人にトリック説明する部分も説明が少なすぎて、
聞きながら考えたり思い出したりしつつ理解しなくちゃいけない。
あと自分が内容をまったく覚えていなかったせいだけど、
「そんな動機だっけ!?」とかなり驚いた。
なぜか手元に原作ないので買って読み直してみないとなあ・・・

あと、46番目ってもっと火村的名言いろいろなかったっけ・・・
省かれたなら残念なことでした。

そしてどうしてもアウトだったのが風子役の声優さんの演技・・・

音声化はこれ一作きりで結構だけど楽しんだ!
(でも続き出るんでしたっけね・・・・・・)
うわあああああああああorz

折角のキャストなのに!
久々の潤の単発BLだったのに!!
なのに!!!

なにもかもがアレで眠れなくなりそうだった。
(基本的に寝る前の暗闇でドラマCDを聞く)


---以下ネタバレと毒---




潤はがんばったと思う。
求めてない系統(例えていうなら、アホと残念が突き抜けた二次創作のルル)ではあったけど、なんていうか、相手(仕事)に勝手にやりがいを作り出して頑張ったんだなーと思った(信者とはかくあるべきです)(開き直る)

平川くんも、いつもながら、たいそうがんばりました。
年下わんこ枠、ちょっと羽多野くんにわけてもらいたいくらいによかった。
いける、平川くんのわんこ攻。しかも、真っ白でなく、ちょっと黒味がかったわんこ攻。

うん、序盤こそいける、とはしゃいだんだけど、話が進むにつれ「なんだよそれ!?」的な攻の宇宙人的思考及び行動にげんなりした。
あのね、女といるところをわざと見せ付けて鈍感な受の嫉妬心を煽るくらいならいいよ?
だけど、受がトラウマになるほどのレ○プ未遂とか輪○未遂までおまえが黒幕なのか。
おまえにはがっかりだ。
それはさすがに、コメディタッチに「あれもおまえの仕業かー!」「アッハばれちゃいましたかー?」と済ませられることじゃないと思うんだけどどうなの。
潤がトークで「法の目をかいぐくっているのかと思いきや、普通に犯罪でしたからね」と言ってたけどほんとその通りだよね。
受のこと好きすぎて犯罪者一歩手前な攻はよく見るし、程度によっては萌えることもあるけど、いくらなんでもガチの犯罪者はだめだよね。

本編で潤の友だちが「あいつを好きなんだったら、もうちょっと優しくしてやってくれよ」的なことを言ってだけど、優しくするとかしないとかいう次元の問題じゃなくない?
好きとか嫌いとかいう次元の問題でもなくない?
キャラ紹介によれば「マイペースなドエス」とのことだけど、SとかMとかいう問題でもなくない?
だったらどういう問題だと問われたら困るんだけど、なんていうか、この攻の存在が受にとって天災みたいなとこあるよ。

なんかほんとにだめだったなー。
一番好きになれないタイプの攻だった。

あと、角くんの棒さに、いままであいつとかあいつに棒とか言ったのを謝ろうかと思わされた。
うん、下野くんとか大川さんとか、聞けるだけまだいいよね。
ほんと角くんはどうしてどっから抜擢されちゃったんだ。作者かスタッフがおお振り好きとかか。

ふう、書きなぐったらちょっと落ち着きました。

しかしおまえまじで年に一本とかの勢いな潤のシリーズ外BLをこんなので消費されたらこっちはたまんないわ。


鳥海×櫻井+三木眞

こんなすてきキャストのCDあったんだねえ・・・
これまで眼中に入らなかったのは
やんちゃ櫻井受に興味がないからかしら。
カップリングが逆だったらもっとはやくに捕獲してたと思うよ。

CDが2002年発売ということは
つまり原作が出たのはもっと前ということで
読んだはずなのにどんな話かまったく覚えてなかった。

原作がごとうしのぶで、漫画が小田切ほたるなんだったよね?

ざっくり説明すると、
櫻井の複数回に及ぶ告白をまったく信じてくれない鳥海と
鈍感な櫻井をあからさまに好きな三木眞の話。
ネタバレすると、原因は郵便事故

そうだったそうだった、そんな話だった。
鳥海「恨むぜ郵政省!」
っていう話だった(郵政省。時代を感じる)

しかし途中でがっつりうとうとしたので後半の記憶がほとんどない。
(最近こんな感想ばかりだが)
特にどうということもなく、
あまりにあっさりしてるから他のなにかを聞きなおしたくなる感じよ。

月宿る

2010年5月20日 ドラマCD
ドラマCD聞いた。

平川×福山

がんくつの影響で
当時この組み合わせを待っている人が多かったような気が。
自分の購入がいまさらになったのはなんでなんだろうなあ・・・?

原作知識はなにもなく、あらすじさえ見ずにデッキにつっこんだら
現代モノだったのでびっくりした。
ジャケットの感じから、微時代物か微ファンタジーだとばかり・・・



腹違いの兄弟で(弟の潤が本家の子)
お互いおうち(剣術道場?)を継ぐのはおまえよと
母親に言われて育ったふたり。
なんか冒頭から憔悴してるふうの潤に突然平川くんが無体を働いて、

・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・わたしはしばらく意識を失いました(寝た)

気がついたら、平川くんが「ずっとあなたを想ってました」
潤が「兄さんに想われて嬉しかった」と言ってた。

そして、想いが通じ合っての合体後、姿を消す平川くん。

どうやら、幼い頃はじめて会った小さな潤に優しくされたのがうれしくて
「支えてあげられるよう強くなりたくて剣術を続けた」
とのことですが、
そうして強くなった末になさることがそのかわいい弟を強姦ってどういうことなの。
意味がわからない。
と思っていたら、
「(強姦した)自分を憎んで強くなってほしかったから」
というトンデモ理屈が登場。

ほかにいくらでも方法がありますよね・・・

しかも、その乱暴の際に、真剣で潤の手に傷をつけたらしい描写があるのね。
てっきり、ちょっと脅す程度に引っ掻いたくらいのものだと思っていたら、
どうやら痕が残るほどのものだったらしい。
・・・その後潤普通に剣道とかやってたよね・・・?不思議・・・。

そしてまあ再会して、ハッピーエンド。
潤は「こんなに想われて、心を奪われないほうがおかしい」と言っていたけど、
「こんなに」が指すのは「強姦」と「傷害」だよね。
一般的には好きになるほうがおかしいと思いますが・・・・・・

フリトは潤司会。
絡みの際に平川くんは「やりすぎです」と言われたそうな。
さすがです。

全体的には、まあ・・・うん・・・うーん・・・?
でも、いい悪い平川くん(ヘタレない)とかわいい潤だったので、耳的には満足かなあ。


ありがとうございますおもしろかった!

昔原作読んだのにほぼなにも覚えてなくて
「へー」と思いながら聞きました。

・達央ががんばった。
・14歳マリーは「うわああああん」って泣くのに、大人になると「うっうっ」て泣くんだよ。
・かわいいねえ。
・千尋に気付かなかった。
・羽多野くんに気付けた!
・いいゆっちーだった。
・仮面舞踏会での初登場時の感じの悪さが光る。
・しっかし、国に帰れ!ただいま!出征してくる!ただいま!国に帰(ry
・おまえフットワーク軽いなー。

個人的に一番ツボだったのはタイトルにもしたスズのフリトでの発言。
「うぁっ、あ、フェルゼンきたよ~!」
そんなアンドレはいやだろ。

遊佐「マリー、マリー」
達央「はいはい」
ってとこもかわいかったー。

Dさんの言うように、わたしもあと何回か聞かないとナントカ夫人の区別がつかないと思う・・・

あと、シリーズ全体として思ったのは、
「アン」と「ベルばら」のつくりが似てて、「真夏」と「ロミジュリ」のつくりが似てる。ような。
前者は、男だけでざっくりダイジェスト風に作ったから楽しんでねーという感じで、
後者は原作通りに作ったからちゃんと聞いてねーという感じ?
原作の長さとCDの尺の関係なんだろうけど、いろんなアプローチがあるなあと思いました。


檜山×鳥海

キャスト決まったときに「それだ!」と思った。
それだ!鳥海のツンエロが冴え渡るよ!

で、いまさらだけど買ってみた。
なんで発売してすぐに買わなかったんだっけかなあ・・・?

内容はといえば。
中学時代グレてたけど更生していまは美貌の生徒会副会長(眼鏡)な鳥海と
隣のおうちに住んでて鳥海の過去も知っている年下の幼馴染み檜山の
「ばらされたくなかったら俺の言うこときいてね」からはじまる愛のかたち。

全体の出来としては中の・・・下?

BGMとかエコーのかけ方とかが妙に古臭い。
収録時間も55分と異様に短いし(まあコミックス一冊ならこうなっても仕方ないか・・・?)
そういう部分でも昔っぽくて、とても今年の作品とは思えない感じだった。

あと鳥海が、想像(理想)よりずっと野太い声でな・・・・・・

モノローグの抑揚も、うまく言えないけど、
コメディに寄りすぎたような雰囲気の・・・わざとらしい感じが少しした。
全編がおまけエピソードみたいな。

原作がまあまあ好きな作品でいいキャストがくると
期待値が高すぎちゃってじょうずに満足できないのかもしれない。

あ、でもその代わり、檜山がそれはもうとってもいい仕事をした!
シャウトしてたり大仏と顔が一致してたり
女装は堂々とするのにマント姿を恥ずかしがったりシャウトしてたりの印象が
強すぎるんだけど、そうだった、この人は普通にイケメン声が出るんだった。
もっとこういう系の役やってくれたらいいのに・・・

そんなわけで、鳥海というより檜山に金を払った感のある一枚だったよ。
まあ、それはそれでいいか。

中井×潤

花嫁は開発室長」というタイトルで、
製作はレディバグ

これは、ある意味でガチだなと思って
でもこの組み合わせは逆しか聞いたことがないので
しょうがないから買ってみた。

期待通りの代物だったよ。

一言であらわすなら、「開発室長が花嫁になる話」

もう少し突っ込んだ説明をするなら、

「潤は昔から後輩の中井が大嫌い。
しかし中井の会社(大手メーカー様なので偉い)と共同で開発室を立ち上げることに。
そして室長になることに。
そんなおり、中井と同級生だった潤の妹が「中井と結婚する」と言い出す。
渋々了承したものの、式当日に妹がドロン。
身代わりになる。
うちには言うこときかない嫁を折檻する決まりがあるぞ!
力を合わせてメディアの規格の統一を目指す。

潤の熱弁にみんなが心動かされた。
新婚夫婦のための新居を買ったのでハッピーエンド」

みたいな。

・・・・・・。
太字部分の流れが謎過ぎるんだけど、実際こういう話だったんだよ。
わたしだって聞きながら、
別々のCDを1トラックずつ交互に聞かされているような違和感を噛みしめ続けていた。

そしていたるところに潜む地雷。
どうして好きな相手に「必ず後悔させてやる」とか「泣いても喚いても容赦しない」とか
折檻する」とか「泣き顔を見ると興奮する」とか「鎖で繋いで犯し続ける」とか言うの?
すごく躊躇いなく潤を殴るし。
こえーよこの犯罪者!
しかもその豹変のしかたが、二重人格としか思えないくらい鮮やかだ。
じゅんじゅん、たぶんおまえの旦那、寝室に入ると人格変わるんだ。
そしてその間のことは覚えていないんだ。
だって、こいつ最後に「式を挙げてから全然やらせてもらってない」とか言いやがったけど、
鳥籠とか呼ばれてる部屋に放り込んで繋いで犯して中田氏しただろうが!?
あと、「この前おまえが家出したとき・・・」とも言ってたけど潤家出なんかしてないよ!?
なに言ってんの!? 潤もまんざらでもなさそうに「もう・・・(はぁと)」とかちょっと待とうよ。
お願いだからもう少し話し合って。
主にわたしの混乱を鎮めるために。

そもそもね、初夜のときに「うちでは妻は夫に絶対服従」「守れなかったら折檻」
「そのための部屋は鳥籠と呼ばれてる」とか
おそろしく前時代的で非人道的な話を聞かされて犯されたのに、
次の日の朝には「だけど妹はきっと戻ってくるから言うことを聞こう」って
甲斐甲斐しい妻を演じてみるっていうのは、どういう思考回路だ。
まだこの男に妹をやる気があるのか。すげえな。

まあ、合体の最中に「もうなにも考えられない・・・っ」って言ってたから、
実際もうなにも考えてないのかもしれない。
折角開発室長なのに、潤の声から知性というものが根こそぎ奪われました、残念。

そして結局、妹がなんで結婚式当日に逃げたのかとか、
その後どうしたのかとかの説明がないまま突然終わった。
・・・・・・え?
中井と妹が仲良しって設定なので
ドタキャンする約束で結婚話を進めたっていうことだったとかなの?

あともいっこ。

潤の説明的モノローグが多い(会社の説明とか記録メディアがどうとか)んだけど
その中でも異様に「日本語でおk」と思ったのは、

「学部は違うが、ヤツも俺や柚月と同じT大学の出身で、経済学部に在学中から経済のイロハや帝王学を父親に叩き込まれていた常盤は、彼の社長就任を反対し続けていた派閥からの非難をわずか一年で賛辞に塗り替えたツワモノ」

というところ。
文意は汲んでやるが、どうしてこれを一文にまとめようと思った・・・?

ごめん思い出したからもういっこ。

嫁を折檻する「鳥籠」は前時代的な攻のご実家にあるみたいな話を
なさっていたような気がするんだけど、なんで潤はそこに放り込まれたんだろうな?
実家に連れてかれた気配はなかったから中井さんはお住まいのマンション最上階に、
わざわざそういう非人道的な部屋をおつくりになったの?

・・・まあ、潤がかわいかったからいいんだけど。
良妻の振りをした押せ押せ若奥様モードがかわいくて
それに動揺してオタオタする中井さんもかわいかった。
あのシーンだけはすばらしかったな・・・!

そういえば本屋に行ったらば、原作の3巻が平積まれてて驚いた。
え・・・・・・?まだ続いているので?



ちょいと久々にわたしもBLCDの感想など。

鳥海×潤

みつみ祭・・・?

76分+74分の二枚組。
150分もじっとBLCD聞くとか
えらいな自分。
さすが潤儲だな自分。

SFっぽい設定だったので、はじめに
天変地異で地上が失われて云々、
海上都市が頭脳労働、海底都市が肉体労働をして云々

と解説があったんだけど、あんまり頭に入ってこなくて困った。

要は、肉体労働者の鳥海が、森川から逃げてきた潤を助ける話。

なんかこんな話前にも聞いたよなーと思ったら、
「ディール」(水壬楓子)だった。
あれもサイバーで、
義父と義兄?に性的虐待を受けたり売りをやらされたりしてる潤を
鳥海が拾って持ち帰って部屋に置いとく話だったよなー。


それはともかく。

SFっぽいSEが、三木眞二万マイルみたいでよくできてて、
二枚組だけどしんどさはあまり感じず聞ききれた。

なぜかアンハッピーエンドの覚悟をして聞いたんだけど
一応ハッピーエンドでよかった・・・・・・
潤は最後まで今にも息絶えそうなふるふるした声を出していたが・・・
これで人魚姫みたいなオチだったら
潤がかわいそうすぎるあまり、逆に鳥海がかわいそうでしょ!

そう、で。

か細い声でふるふる喋るこの世の不幸をすべて背負った潤、おいしかったです。
そうなのよそれなのよ。それが大好きなのよ。
そもそもの身の上がかわいそうで、
声がふるふるしてるから存在してるだけでかわいそうで、
さらに攻がなんらかの勘違いでこの不幸と健気が過ぎるかわいそうな子を
拒絶したりするからさらにかわいそうで、
だから聞いてるこっちは「じゅーーーーーーん!!!!!」ってなるの(わからん)
そんで、相変わらず、長いモノローグをまったく飽きさせなく喋る。
ラスト近くに、ひとりで潜水艇に乗るシーンがあるんだけど、
長丁場の最後のほうで、
辛気臭いモノローグと辛気臭い台詞と聞きつけないSFチックなSEなのに
ひきつけて聞かせるのがさすがだなあと(儲乙)

珍しく包容力のあるガテン系の鳥さんもおいしかった。
水腐病で近しい人を何人も失ってて、だから研究所は大嫌いって最初から言ってて、
潤もそれを知ってて嫌われたくなくて研究所出身じゃないって嘘をついたわけだから、
バレたら拒絶されるのはある意味しょうがないよね。
思考力が足りない勘違いだけの一方的な拒絶ではないので、
まあ「てめえこの・・・」とは思ったけど、殺意を抱くほどではなかった。
考えてみたら、「ぼくを助けて・・・!」って突然現れた得体の知れない潤を
拾って部屋に置いとくあたり無駄に人がよかったから、
後半まともな人間らしく葛藤してくれてむしろよかったかな。
結局のとこ、いい攻ざまあwだったし。
潤が隠していた真相を森川に聞かされて
「な・・・・・・っ」ヨタヨタ(SE)「な・・・・・・っ」ヨタヨタ(SE)
ってなってたあたり、とてもよいざまあっぷりだったよ。

潤を育てた森川の「わたしとしたことが・・・」って台詞が、
あまりにお似合いで思わずふいた。

トークは、よく掛け合わされるだけあって、
お互いに「鳥さんとのときは・潤とのときは、自分は・相手は、こういう役が多い」
っていうのを把握してるのがわかって「そうそう!」って思いながら聞いた。
クール×繊細ね、そうそう。
あと、鳥さんは穏やかに鷹揚に潤の話を聞いてくれて
ちゃんと自分の話もじょうずにねじ込んでくれるので安心する。


森川は別録りだったみたいだけど、この人は、三木眞とかとは違って、
作品の内容で喋る内容や量が変化するひとじゃないんだなーと思った。
良作でも投げやりなコメントするときもあるし、変なのでも内容について饒舌になったりするよね?


そんなわけで、よい潤でした!
なんだかんだで、声の掛け合わせ的には鳥潤が一番好きかなあ・・・


そんなわけでわたしも。

ほんとに神谷がかわゆかった!

意味もなく小野くんを動揺させ悩殺したDGSでの
「はやく選んでえ(はあと)」とか「だ・め(はぁと)」とかで
なんとなくこういうトーンでくるだろうというのは想像していたんだけど、
わたしの脳内なんかよりずっと清純派で可憐だった。
岸尾がむかし
「きみとはホモかオカマで(の役のとき)しか会ったことがない」
と言っていたくらいだし
女装の男(倉科先生~)はもちろん男装の女(是)だって
お手のものであるところの神谷さんに心配なんかこれっぽっちもしてませんでしたが、ほんとさすが!かわいい!
アンの代永が完全に「少女」で、真夏~のノジと櫻井が完全に「女」で、今回の神谷はそのちょうど中間のあたりだったような?
設定としては14歳でまだ子供だけど、時代的には充分お嫁にいける年で、さらに恋を知って大人の女になりかけるっていうすごく狭間のグレーゾーンなジュリエットは、硬質な神谷の声が合ってるなあと思いました。
神谷の声には色気がないけど、その分媚もないから潔癖な感じが出るよねーと。

石田は、もっと王子系(例・アシュビン)でくるかと思ったら、意外と少年ぽさのほうを大事にした感じのトーン。
そうだよね、16歳だもんね・・・?
どうこう感想も差し挟めない安定感です、ありがとうございました。
神谷が、かなり前からこの作品のこと聞かされてた(けど忘れてた)と言ってたけど、マウスやめる前にきてた仕事だったのかしら。フリーになってからのオファーだったら受けてないかもなーとか思ったりも。

ちょっと気になったのは、神谷の滑舌のよさが輝きすぎてて、全体的に早口言葉みたいな台詞回しだったこと。
感情乗せる間もなくつるつるつるつるっとそれこそ外郎売りかって勢いで喋ってたのが、普段ドラマCDを聞きなれている身には気になりました。
シェイクスピア節みたいなのって、こういう喋り方するのが定番みたいなのあるの? 勢いで押しますみたいな。

わたしが一番好きだったのは、お父さんが部屋の外まで来てんのにぜんぜん帰らないロミオさまと慌てるジュリエットのやりとり。
石田の男前度と神谷の可憐度が半端なかった。

そして下世話な話をするなら。
石田が男声優相手に真面目にキスシーンやるのを久し振りに聞いて色めきたってごめんなさい。だってキスシーン結構長くて濃厚だったから・・・。
もう今後ないかもしれないじゃない。ていうかきっとないじゃない。
そして、立場的に石田が攻なキスシーンなんてもしかしたら空前絶後かもしれないじゃない。

ただ、自分でキャスティングするなら、三木眞と鈴村かなあ・・・なーんて・・・。



小野攻なら意外とすぐコンプできる気がした。

遊佐×成瀬
小野×中井
中村×宮田

伯爵×姫のとこだけを期待して聴いたので
そこで満足したからまあいいかっていう
なんの足しにもならない感想。

小野くんのちょっとなまった日本語かわいかった。
ちょうどいいなまり具合。
やりすぎるともうそれだけのキャラになっちゃうから、
思い出したように癖がでるこの感じがよかったと思う。

そして相変わらずノンケ男に定評のある肉村くん。
殿下も、ゆっちーだという先入観(?)があって聴けばゆっちーでちゃんとはまった。
なんとなく自分内イメージ的には緑川っぽかったんだけど。
(なんか、明るい壱哉さまみたいなイメージなんだと思う)

ドラマCDの2巻とか3巻ってどうしても手が伸びないので、これも2と3を迷っているよ・・・。
なんでなんだろうね。
さあ恋とかちんつぶとかフレブラとか全部1で止まってる。

そしてフリトの仕切りを遊佐に任せたらいけない。
大変なドエスのざく切りかつぐだぐだトークになるよ。


羽多野×鳥海

原作をそのまんまCDにしました!
という感じ。

でもよかった。

イサクさんのツン受は鳥海にすごく合ってると思った。
テンポよくて、普通の若い医者なのに唐突に色気をだだ漏れさせる。
その職人技たるや。
つくづく、鳥受は国の宝だと感心するね。
ここのとこ結構また鳥受聞いてるけど、直近のなかではこれが一番求めてた系統かも。

羽多野くんは、年下だけどわんこというより猫科の猛獣系な攻なので
どうかなと思ってあまり期待してなかったけど、びっくり、説得力あった。
うん、この子は放っておけないわ・・・なんとなく・・・
ぶっきらぼうなんだけど、喋りかたがどこか子供っぽくて、原作より甘えたな印象。
そこがよかったのかも。

しかしなぜ一郎に生肉を選んだ・・・・・・?

トークもなく、すっきり気持ちよく終わった一枚だったよ。

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あと、BLかるた(受)も聞いた。
「あ」から「ん」までめくるめく鳥海受の世界。
子持ちオヤジから上官から男娼からショタまで。
めくるめく鳥海受の世界。

例「あ」→
「貴方しか要らないんです
他の男に抱かれていても
世界でたった一人
貴方だけを…愛しています」

個人的には「ろ」と「わ」がお気に入りです。
「ローソクも鞭もだめ!」ではじまるマニアック彼氏に困る受と
「私のことが好きだって?」ではじまるクール上司受。
あと「ん」の安定感も捨てがたい。
時代物っぽい「や」もよかった。
それから、「へ」「変態!」の思わず言われたくなるような小気味よさにも注目してね。
そして「ち」はやっぱり「ちくび」ですよねごちそうさまでした。
遊佐×鳥海と羽多野×森川

鳥海さんが拾ったとびきりかわいい宮田っちが
大きくなったらゆっちーになってびっくり、という話。

ショートストーリーがいくつも、という感じなので、
じっくり聞こうとすると飽きる。
2話くらいずつ聞くとちょうどよかったかもしれない。
後半はあまり記憶にない。
良かったか悪かったかっていったら悪くはなかったんだけど、
いかんせん飽きる。
ただ、後半合体は多かったので、鳥受け堪能しました。

ベンガル虎のゆっちーは、高音め。ふわふわしい感じ。
求めていないゆっちーなんだけど、よくよく考えてみたら
たとえかわゆらしぶってみても感じの悪さがにじみ出るからこそ遊佐浩二
なのだからして、まあこれはこれでアリなんだろう。
ていうか、この世に宝生葵はたったひとりしかいないということでFA?

オオカミさんの鳥さんはいつものツンデレ。そうそう、あなたそれ得意ですよね。

そして成長前ゆっちーの宮田っちの輝くロリショタボイス。
「おおかみしゃん」ってそれあれか、タクティクスの勘ちゃんの幼児期。

生肉先輩はちょっと演技がオーバー。

羽多野くんはそろそろわんこが板についてきた。

中村×福山

原作をそっくりそのままドラマCDにしました、という感じ。
優等生っぽい優秀作品に仕上がってた。

そしてメインキャストのふたりは
無理をやめて普通の声で演じていた。

漫画ならではの、「状況説明の補足」もそんなに違和感なかったし、
むしろカットしてもよかったんではっていう紫乃と芹生兄のやりとりまであって
ほんとに原作に忠実だなー。

と思いながら聞いてたので、最後の最後で謎のやりとりを入れたのがほんと残念。
ネタバレ?↓
最後の「俺と付き合ってよ」は無駄な説明なくシンプルだったからこそ効いたと思うんだよね。
なんであそこを、「六時になったから俺の番号とアドレス消して」「なんで?」「いままでもそうしてきたんだろ」「だって先輩は他とは違う。俺のこと好きじゃないでしょ」「好きだよ。だから俺と付き合ってよ」ってしたかな?
まったくもって必要な会話とは思わなかったけど。
そんでもってなんで「好きになれなかった、別れよう。・・・っておまえに言われなくてよかった」は削ったかな。
まあ、あのやりとりいれるならこの台詞が入る隙はないわな・・・?

↑おわり
あれなくてよかったから、オカコーエンドじゃなくて原作通りの駅エンドにしてほしかったなあ・・・
オチは大事。途中で中だるんでも、あのラストシーンを完璧にやってくれればそれで満足したように思うけど、そこまで優等生やって、よりにもよってラストで創作入れるってどうしてそうなった・・・

なんか最近批判ばっかしてる気がする・・・!
こんなことじゃいけない!

驚いたことに

DQNのイヴァンにベルナール兄さんが降臨したよー!!

そんなおかしなイヴァンにみんながわたわたしててかわいかった。
ゲーム派生のドラマCDって大抵寝オチするんだけど、これはよかった! 
最初から最後までよかった!
ベルジャンが電話越しだったのがほんの少し残念だったけど
浅野さんの声だからこそ盛り上がったプレイだと思えば不満はないよ。

タダノくんの喘ぎにももう慣れた。
あれはあれで、・・・・・・いいんじゃないかな
(かわいいと書こうと思ったけどそこまでは思い切れなかった)
初期ならともかく、それなりのラッシュを乗り越えてあの喘ぎなら、もうそれがきみの個性だ。貫くといい。
きっとこれはこれで、なぜか無性に聞きたくなるときが絶対にくると思うのよね。
あの男に媚びまくっている喘ぎが聞きたいのだ!ってきっと思うよ、来月くらいには(はやい)

次の冬が年下組ということは、春は年上組CDですねゴロゴロ(床を転げる)
禿げ散らかすほど楽しみ。
一見頼れる男でジャンのことお姫さま扱いするくせにメンタルが弱すぎる年上組が大好きです。

羽多野×鈴村

元々原作の受にスズは合ってると思ったのでほしかったんだけど、
羽多野くん攻との組み合わせだけがネックでずっと見送っていたもの。
でもまあ、『情熱のヤングマン』は悪くなかったし、
年下攻には定評があるわけだし、
ちょっとしたブームきてるし買ってみた。
コメントでふたりが恥ずかしい恥ずかしいと言ってるのも気になったし。
コメントといえば、羽多野くんは「鈴村さんが初絡みの相手」と言っていたので、
『僕は君の鳥になりたい』が初BLメインだったんだなあ。
そのときの印象をずっと引きずってて悪かったわ。


そんなわけでデッキにイン。

なにこれこんなダダ甘い話だっけ・・・・・・
びっくりした。
もっとピュアピュアでじれじれした話のイメージだったんだけど、あほみたいに甘かった。
そりゃ恥ずかしいわ。っていうか聞いてるこっちが恥ずかしいわ。
うふふあははチュッチュチュッチュうっふふえへへくすくすチュッ
という様子でえらい幸せそうだった。ラブラブオーラっていうより、
ポップなハートがぽこぽこ飛んでてこっちの頭にごちごち当たってきてなにこれイテテ
みたいな感じ。

攻はハーフというかいろいろミックスという設定なので羽多野くんカタコトなんだけど、
なんだろう、どうしてカタコト攻ってこんなにかわいいの?
(例:『吸血鬼と愉快な仲間たち』の平川くん)
「それ、だめです、やー、です
とかもうなんなのおまえはペルシャか!?
あとびっくりして動揺する演技が異様にかわいかった。声が景気よくひっくり返る。

そしてスズは、鳥海に乗ってたときみたいな、包容力に満ち溢れたお母さん系受。
これもまた当たりな系統だと思った。
サクサク喋るしっかりものなんだけど、愛情深い。
そして今回はさらに根が乙女ということで、
羽多野くんをかわいがりながらもうじうじ思考で泣いたりする。
やっぱり泣いてこそ鈴村受ですありがとうございました。

ところで前回に引き続き、また謎の「ぽん!」っていうSEが入ったんだけど、
ほんとあれなんなの? 教えてあべさん。

の、ドラマCD。

平川×鳥海

犬フェチの王子様警官平川と、野良犬系モデル鳥海のピュアラブ。
あと、平川くんの弟が達央で、同僚警官で達央のカレシが川原。

ナイスラブコメだった!

お互いもともと相手のことが気になってて、どっちもなかなか言い出せなくて
というじれじれが、ほんとかわゆい。
ルックスが王子様でも平川くんはどうにもいい人ボイスだし
鳥海もモデルやってても受けても攻めても無器用ボイスなので、自然で合ってた。
手を繋ぐのもやっとなおふたりと、恋愛未満な川原×達央と
巷を騒がせているタチの悪いドラッグが
いい感じに絡み合ってて一枚が結構あっというまに感じる。

トークやコメントで鳥海も言ってたけど、わたしもキャラ見て鳥海の声だって聞いて
受をツンデレだと決めてかかっていたよ。
だけど、デレだった。
デレっていうか、恥ずかしがりやさんっていうか、無器用デレ? もじもじデレ?(なにそれ)
この顔で王子平川と仲良くしてくれないっていうなら
「うるせえな」「ハア?」みたいなキャラを想像するじゃない?
でもね、返事が全部「うん」なのちょうかわいい!
「ああ」って言いそうなのに「うん(こっくり)(幻が見えた)」なの!
鳥海かわいいいいいい!
トークで達央も「めちゃめちゃかわいかったですよ!」って大声で絶賛してたので
よかったわたしだけじゃない!と安心した。だよね!
平川くんも、期待したほどベルナール兄さんじゃなかったんだけど(そればっかだな)
過ぎるほどのヘタレでもなくてよかった。
しかもいざってときに黒が降臨するとかすてきすぎるよ平川くん・・・!
ただ、一人称が「わたし」なのだけちょっと好みじゃなかったけど・・・。
あと、賑やかし担当の達央がひとりでぎゃーぎゃー騒いでてかわいかった。
絵に描いたようなツンデレ。
べ、べつにおまえに会いにきたわけじゃないんだからな! 犬の散歩だ!
そんな犬を若本さんがやってらして驚いた。なぜ呼んだ・・・・・・?
そして川原はこういうチャラい役やると声がわかんなくなる・・・。

合体は、あれだなー、平川くん攻ってタイミング難しそうだなと思った。
そして鳥受はやっぱりいいなあとしみじみした。

どっちでもいいけど、達央がみんなより年上の役だって再三言うんだけど、君は平川くんの弟の役だよ・・・?
もしかして自分が平川くんの兄だと思い込んでない? 大丈夫?


ていうか、2巻の表紙見てちょっと心配になったんだけど、これもしかして達央×川原?
わたし予想間違えてる?

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