教場

2013年9月15日 一般読書(活字)


君には、警察学校をやめてもらう。

「こんな爽快な読後の悪さは始めてだ! 警察学校が担う役割とはなんだろうか。篩にかけられた友もまた、警察官を育成するために必要なものだったのだろうか。校庭のすみに育てられている百日草が示すものが、警察組織を守るための絆ではなく、市民を守るための絆であることをただただ願いたい」
――さわや書店フェザン店・田口幹人さん
「復興を続ける警察小説ジャンルから飛び出した、突然変異(ミュータント)。警察学校が舞台の学園小説でもあり、本格ミステリーでもあり、なにより、教師モノ小説の傑作だ。白髪の教師・風間は、さまざまな動機で集まってきた学生それぞれに応じた修羅場を準備し、挫折を演出する。その『教育』に触れた者はみな――覚醒する。もしかしたら。この本を手に取った、あなたも。」
--ライター・吉田大助さん


話題になってる、というか
「これを売ろう!」という明確な意思が見えるというか。

フォントも大きくて読みやすかったので一気に読了したけど
続きが気になって一気にいったというより単にスルスル進んだからっていうだけで
つまり、なんか軽かったなあ……

クラスの中から毎回2人が修羅場って片方が辞めるっていう連作短編集?
とくにどちらに肩入れして可哀相だなあと思うとか
自分と重ねてつらくなるとかそういうこともなく
だから読みやすかったんだけど
つまり、べつにどうということもなく……

たとえていうなら、ジョーカーゲームのシリーズをものっすごく薄めたような感じ。

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