字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ (光文社新書)
2013年8月27日 一般読書(活字)
最近出た、字幕屋のなんとか渡世なんとかとかいう本が
書評に載ってて気になってたんだけど図書館になかったので
同じ人の新書を借りてみた。
読みやすいし、最初のうちは面白かったんだけど
そのうちなんていうか、鼻につく感じが目立ってきて……
なんだろう、鼻につく三浦しをんの下位互換みたいな感じ。
たしかに技術はすごいなーと思うし、
発想の転換っていうか、機転っていうか、語彙っていうか、
そういうのもすごいと思うけど、「わたしはすごいのである」
っていうのが結構前に出てきててソーナンダーってなった。
最近は手間も金も余計にかかる吹き替え版が増えてきて
っていう話を書いていたんだけど
その理由が「語彙力の低下」って言い切ってて
まあそれもあるだろうけどそんな
「昔はみんな字幕を理解できてたのに
いまは吹き替えじゃないと理解できない低脳ばっか」
ってあからさまに言わずとも……
自分も吹き替え派なのでカチンとくるのであった。
指輪の字幕の一件にもチラッと触れてたけど
「熱狂的な原作ファンが納得するような字幕はつくれねーんだよ!」
ということらしく、まあたぶんそうなんだろうけど
なつこさんの字幕に関してはそういう問題でもなかろう。
でもおもしろかった。
まあなんとか渡世なんとかのほうは読まないけど。
ちなみに指輪の字幕でわたしが一番心に残ったのは「鋭気を養う」でした。
書評に載ってて気になってたんだけど図書館になかったので
同じ人の新書を借りてみた。
読みやすいし、最初のうちは面白かったんだけど
そのうちなんていうか、鼻につく感じが目立ってきて……
なんだろう、鼻につく三浦しをんの下位互換みたいな感じ。
たしかに技術はすごいなーと思うし、
発想の転換っていうか、機転っていうか、語彙っていうか、
そういうのもすごいと思うけど、「わたしはすごいのである」
っていうのが結構前に出てきててソーナンダーってなった。
最近は手間も金も余計にかかる吹き替え版が増えてきて
っていう話を書いていたんだけど
その理由が「語彙力の低下」って言い切ってて
まあそれもあるだろうけどそんな
「昔はみんな字幕を理解できてたのに
いまは吹き替えじゃないと理解できない低脳ばっか」
ってあからさまに言わずとも……
自分も吹き替え派なのでカチンとくるのであった。
指輪の字幕の一件にもチラッと触れてたけど
「熱狂的な原作ファンが納得するような字幕はつくれねーんだよ!」
ということらしく、まあたぶんそうなんだろうけど
なつこさんの字幕に関してはそういう問題でもなかろう。
でもおもしろかった。
まあなんとか渡世なんとかのほうは読まないけど。
ちなみに指輪の字幕でわたしが一番心に残ったのは「鋭気を養う」でした。
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