受賞作のあらすじが新聞に載ってたときに
母が「ちょっとこれ!」ってすごい勢いで
みせてくるからなにかと思ったら
数年後に切腹をしなきゃいけない男と
それを見守る青年の心の交流がどうのとか
書いてあったので、おかあさんありがとうと
本屋でバシーッと買ったった。
時代小説なんだけど読みやすかったし
いい話だった。
いい話っていうか、じんわりした。
藩の歴史の疑問点とか彼が切腹させられることへの
疑問点とかがちゃんと解消されるっていう部分と
彼が暮らす村での事件と
人情的な部分が全部ちゃんと解決されて落ち着いたので
易しく書かれていて読みやすいけど相当練られてるんだろうなと。
口調が真斗系なせいか
切腹するほうの声がスズで再生され、
青年のほうは羽多野くんで再生された。
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