薔薇と接吻 (幻冬舎ルチル文庫)
2011年8月12日 BL読書(活字)ヴァンパイアとか始祖とか狼族とか薔薇とか。
面白かったし、イラストも合ってたけど、
受が攻のことすごい好きで、必死に想いつづけててブレないし、
攻も曖昧な態度はとっているけど、
なんだかんだで契約守らないと死ぬし、受のこと好きだし、
特別な波乱もなく、「そうなりますよねー」ってとこに着地した。
世界観の説明にラブがくっついてきたみたいな
ハラハラすることのない淡々とした一冊だったなあと。
でもやっぱ文章きれいだし、台詞とかうまいなー。
攻が、受の前では一貫して穏やかで理知的な印象を保とうとして、
でもたまに目眩みたいに決壊しそうになるあたりとか毎度ドキドキした。
これはいい攻。
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