夏からはじまる (二見書房 シャレード文庫)
2011年6月23日 BL読書(活字)学園もので、チャラ系×優等生で、
悪いイメージもない作家さんだったので
よっしゃこれうおりゃああああああ!
ってな具合でベシーンと買ったわけでしたが。
明るいんだか繊細なんだか、
ギャグっぽいのか真剣なのか、
のバランスがちょっとうーん・・・だった。
好きじゃないのになぜか流されるようにお付き合いをすることになって、
中学生みたいな健全なデートを重ねて相手を知っていって、恋に落ちる。
という流れは大好物だし、夏だからっつって安易に合体したりしないのも
大変好感を持ったんだけど、
なんだろう、ところどころで置いてけぼりになる感が?
攻も好き好き言ってくれて基本穏やかでイケメンヘタレで犬系で、
いいやつなんだけどそれほどの魅力が・・・・・・?
あれかな、「同級生」みたいな小説を書きたかったのかな。
そういう片付けかたは非常に失礼かもしれないけど、
小説で「同級生」やろうとして届かなかった的な、という読後の感想でした。
あと昔の鹿住さんを思い出した。
別に悪くないの。
癇に障るところもイラッとするところもハア?って思うこともなく
爽やかな学園ものだったの。
でもなんかこう、求めていたときめきも萌えもきゅんも感じなかったんだよなあ・・・
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