男子キャバクラ ~純情うさぎ~ (プリズム文庫)
2011年4月10日 BL読書(活字) コメント (4)信頼できる作品は人様に教えてもらう。
みずからはネタに特攻する。
そういうのはどうだろう
(どうって)
というわけで、
「え?」
というタイトルに特攻。
「百万円の古本がほしい地味大学生が
早急にお金を作るために男子キャバクラでバイトをする」
という話(ざっくり)
攻は「キャンパスの帝王」と呼ばれる大学の後輩。
この攻がたまたま受のバイトのことを知っちゃって、
あとはたぶん想像の通りです。
個人的には、
ここまでタイトルにどんと据えるなら
もっと「男子キャバクラ」に焦点を当てればよかったのになーと思いました。
文庫半分のところでキャバクラのバイトを辞めて攻の専属ホステスになるんだけど、
キャバクラに焦点を当てるならほぼ最後まで勤めさせればよかったし、
逆に「専属ホステス」のほうが大事なら
タイトル変えて一週間くらいしか出勤させなければよかったし、
どうしても両方やるなら二冊か2つの短編にわければよかったし。
なんかべつになんの効果もないけど、
せめて攻が実はキャバクラのオーナーでしたとかそういうあともうひとひねりがほしかったかも。
そうでなければ攻がもっと金にものをいわせるとか。
そんでそうやって金にものをいわせるのにもなんかちょっとしたトラウマがあったりとか。
せめてそういうテンプレが後半に発動すればもう少しどうにか・・・
内容も文章も安易だなあという印象。
まあネタとしては・・・・・・
うーん、ネタとしても・・・・・・
まあいいや。次またなんか探してくる!
コメント
本編でメーターが振り切れていないクセに、二度見してしまうような題名を付けるとは…!!
というモヤモヤ感なのではないかと推察します。
ネタに走るならとことんがいいですよね。
嘘を吐くなら最後まで騙し続けて欲しいですよね(…あれ、なんかそういうことではない…のか?)
市村さんのネタ系への猪突猛進っぷり、見習いたいです。
なにかは自分で考えてなにかをやりきれよ!
的なアレはあります・・・
良作を期待してがっかりするより
トンデモを期待してがっかりするほうがまだ建設的かと思っちゃうんですよね。
今度は店頭で帯買いとかしてみるかな・・・
・・・結局はチャレンジャーやってる自分が嫌いじゃないだけなんですw
ていうか、きみのネタのがよほどらしいので、
ぜひ一度執筆してはどうかと思うんだけど。
まさにタイトルを裏切らないっていう。
…タイトルって大事だよね。
じゃあ今度はてーえーてーで男子キャバクラの話を・・・
オーナーがTの人で、Aの人はナンバーワンというのはどうだろう。
オーナーがAの人でTの人がホステスだと、はくちづかテンプレが発動しますゆえ・・・