というわけで音盤の火村先生ですよっと。
アリスがスズなのは理想どおりとして、
神谷の火村先生ってどうなのと。
ちょっと高すぎるし澄みすぎるのではないのかと。
脇に杉田くんいるけど、まだ杉田くんのほうが
しっくり・・・・・・こないけど・・・
そしたらまだ平川くんなら・・・優しすぎる・・・
小野くん・・・・・・優しすぎる・・・
そう考えていくと、
他人を突き放した印象の孤独な火村先生(アリスしか友だちいない)には
神谷が合ってるのかなあ・・・
そうなのかもなあ・・・
とぶつぶつ考えながら再生。
そしたら神谷がものすんごい頑張ってたんだ!!!!!
あの透明感のかたまりのようなクリアな声がざらついてて!
ハキハキの見本のような声がくたびれてもそもそしてさえいた!
神谷!よくがんばりました!(上から目線)
ツンの強いリーマン受をやるときの神谷って、
意外と声は低く作ってると思うんだけど、
そのときの声をもっとくたびれさせた感じ!
神谷の声から「美しい」というケタガリー(カテゴリー:小野語)を外した感じ。
まあ、そうなると、そういう特徴を奪ってまで火村先生を神谷にっていう理由が
よくわからなくなるんだけど、
そこはやっぱり、他人を寄せ付けない孤高声ゆえなのかなと。
個人的なイメージだけど、低音の声優さんってもったりねっとり喋る気がして。
低音だからこもるっていうか、響くっていうか。
そういう系統の声からはやっぱりクールとか颯爽としたとかいう気配は出ないんじゃないか、なんて。
火村先生の孤独さとか複雑さとか脆さとか助教授さとかクールさとかを突き詰めて考えていくと、
「神谷に多少の無理を強いる」
のが一番近かったのかもしれないなー。
聞き終えた感想はそんな感じ。
内容のほうは。
あんまりバランスはよくなかったかなあ・・・
謎解きがちょっと駆け足過ぎた印象。
犯人にトリック説明する部分も説明が少なすぎて、
聞きながら考えたり思い出したりしつつ理解しなくちゃいけない。
あと自分が内容をまったく覚えていなかったせいだけど、
「そんな動機だっけ!?」とかなり驚いた。
なぜか手元に原作ないので買って読み直してみないとなあ・・・
あと、46番目ってもっと火村的名言いろいろなかったっけ・・・
省かれたなら残念なことでした。
そしてどうしてもアウトだったのが風子役の声優さんの演技・・・
音声化はこれ一作きりで結構だけど楽しんだ!
(でも続き出るんでしたっけね・・・・・・)
コメント
そう、低音はこもるよね。
でも川原は比較的クリア?な低音のイメージ。エッジがシャープな低音。
そして、くたびれるといい具合になる生肉もお忘れなく(推薦?)
46番目ってやたら登場人物が多かった気がする。
おつかれさまー。
自分的にはよい火村先生でした。
登場人物多かった!のでちょっと聞くのめんどうだなーと思ったんだけど、
ヤングが編集者でゆっちーが作家友だちで・・・と頭に入れていけるので
意外とこんがらかったりはせずにさらっといけたー。
そしてトークCDをまだ聞いていないことをいま思い出した。