森川×小野
いい小野だと思う。低すぎもせず、ブリもせず、自然なトーンで発声してて聞きやすかったし好きな高さ。

でも、20分しか聞けなかった・・・・・・。
あー、そっか、黒夜二次って言われてるのってこれ・・・?

BLで、元ネタが透けるのなんてザラにある話で、わたしもたとえばこれが好みの年下攻だったら、「わーなんて鳳宍!わーステキ!わーチョタちゃんかわゆい!」と大歓迎してたと思うのね。もし作家さんがテニスを読んだこともなかったとしても関係なく、やっほいアリガトウって言ってる。
でも、どうしてもこれに、「わー麻生さんわーレンレンきゃーおしあわせに!」とは言えないのね・・・・・・。

二次として楽しむのもまったくのオリジナルとして楽しむのもありだと思うから、これを好きだって言う人もこれの人気も否定する気はないし、普通にBLとして評価されるのもべつにいいんだけど。
ただ本当に自分の気持ちの問題で。
わたしにとってこれは、黒だろうと白だろうとグレーだろうと受け入れられない作品なのだわ。
事実がどうであれ、真っ白判定がでたとて、最後まで聞いたら全然違う感想になるのかもしれなくったって、苦痛なものはしょうがないじゃない。それを耐える意味がわかんないし。

どこまで聞いたかっていったら、小野くんがヤクザの大物の元愛人だったって森川にばれたとこまでなので、今後どういう展開になるのかは予想もつかないけど、麻生さんとレンレンが積み重ねてきた長い時間を何行かのモノローグでさっくり説明してさあBLにしますよみたいなところで本当に耐えられなくなったの。


残念だけど、わたしの中では「小野くん<黒夜」(比べるのがおかしい)なんだもん。

というわけで挫折!
でも、小野くんの素に近いドエスオラオラが聞けるよ。
森川は・・・受くさいくたびれたおっさんだよ。

次は「情熱のヤングマン」(はたの×じゅん)かなー。

-----

愛のポエム付き言葉攻CDレビューおつかれさまでした!
ゆなさんの掘削のはやさに厨エリートのわたしは亜弓さんのごとく白目になりました。
しかしすごいなそのCD。さすがナンバランだな。
ていうか、「ドSはお仕置きって言わなきゃいけない生き物」というか「生肉はお仕置きって言わなきゃいけない生き物(おにきゅん帝国的な意味で)」なのでは・・・w

-----

りこちゃん、その準さんひどくね・・・?
わたしは「ブラコンで兄のしあわせを一番に思っているけどヒロインだけは譲れない気持ちもあって葛藤する弟」だと萌えます。
ええ、厨テンプレメーカーな上に利準ですがなにか。

そしてマジレスすると、映像が頭に浮かぶっていうのはわかるんだけど、わたしはそれを書き取りきれないんだよねー・・・。
だから、憑き物系東西電波組の、はっきりくっきりしたビジョンもすごいと思うし、それをきっちり書き込むある種の忍耐力っていうか、トランス能力っていうか、そういうのがもっとすごいと思います。
わたしは情景描写とか人物描写はめんどくさいからついはしょるタイプ・・・。


コメント

秋林 瑞佳
2009年3月28日12:29

>「わー麻生さんわーレンレンきゃーおしあわせに!」とは言えない
>二次として楽しむのもまったくのオリジナルとして楽しむのもありだと思うから、これを好きだって言う人もこれの人気も否定する気はないし、普通にBLとして評価されるのもべつにいいんだけど。
>ただ本当に自分の気持ちの問題で。

ホント、よくわかります…。
黒夜読んだとき、「こんな凄い作品が世に出たら、もうあとにはペンペン草も生えないわ」と思いました。で、この作品を読んで「ああ、これか例の…」とピンときまして、まあそれでも…雑音OFFしつつ読了はしたんですけど。あのふたりの関係は簡単に語れないものがあるし、どんなに雑音OFFしても、やっぱ私はウッチーと麻生さんが好きだわ~って、しみじみ思いました。否定はしないけど、やっぱ自分にムリなものはムリ、ダメなものはダメ、なんですよ。

奈央さんと由木さんのおかげで、いろんな作家さんの作品を聞くようになりまして(でもまだBL聞きとしては歴史浅い)、あることに気付きました。この方の原作のBLCD、けっこーザセツする…とゆーか、何度も聞き直したりすることが多いんです。

なんでかな~?と思ったんですけどね、その理由はたぶん「ちょっと大げさなセリフを聞くのがキツイ」&「愛の誓いがロコツすぎてツライ」だからかな~と。小説で読んでるときは文章にリズムがあるから、さほどそうは思わない(とゆーか、「ま、いっか、これもこの作家の持ち味」とか思ってしまう)のに、CDでは声優さん入魂の演技が入るせいか逆に上滑りする感じがして、私にはキツイなと(もちろん、声優さん側に非はまったくありません)。もうこのあたりは完全に好みの問題であって、逆にそれがまったく気にならない人のほうが多いと思うんですけど……私にはやっぱどーしてもキツイんですよね…。

先日、同じようにこっ恥ずかしいセリフが連発、愛の誓いも出てくるメロドラマ風BLCD(某「シナプスのなんちゃら」)を聞いたんですケド…これがあまりキツイとは感じなかった。原作者のせいなのか、好みの問題なのか…と、またしみじみ考えてしまったのでした。

奈央
2009年3月29日1:44

>あのふたりの関係は簡単に語れないものがあるし

そうなんですよね!ほんと、これに尽きるんだと思います。
やっぱり「これが例のあれか・・・」に間違いはなかったんですね。

>この方の原作のBLCD、けっこーザセツする…とゆーか、何度も聞き直したりすることが多いんです。

そうなのですか・・・!なんでだろう・・・。
でもたしかに、ただでさえ「外画<アニメ<ゲーム<ドラマCD」みたいな感じに演技の濃さが違うような気がする声優さんがたが、あいださん原作作品で万感の思いを込めて愛を語ったら「おえっぷ」ってなる・・・のかもしれないです。緊迫した人間ドラマと恋愛ドラマのジェットコースターに目眩がー、みたいな。

・・・なんか違いますね。うーん?

なんとかえれなさんとかなんとかれなさん原作だと、「最初から最後まで一貫してドロドロした辛気臭さを保つからつい聞ききっちゃったけど、よく考えたらおまえら他にもっと悩むことねえ?(たとえば男同士だってこととか)って、感想書こうとしたときになって気付く」みたいな声優さんの演技の力押し、ということが起こったりするように思うんです。
「そうか、君がそんなに必死ならそうなんだろう・・・」みたいな。
・・・でもこれがあいださんになると、「そんなに必死になってどうした?」と声を掛けたくなるような・・・?

うーん?
むつかしいですね・・・!(約:まとまりませんでした)

秋林 瑞佳
2009年3月29日14:38

>なんとかえれなさんとかなんとかれなさん原作だと、「最初から最後まで一貫してドロドロした辛気臭さを保つ
>「そうか、君がそんなに必死ならそうなんだろう・・・」みたいな
>これがあいださんになると、「そんなに必死になってどうした?」と声を掛けたくなるような・・・?

すっごいスッキリしたー!その通りだー!
私みたいに「おいおいおいおい!」とツッコミ入れるような奴には、引っかかっちゃうんでしょうねー。

奈央
2009年3月30日9:41

そんな感じでしたか? よかったー!(笑)

そういえば、出版方面では小冊子全サ乱れ飛びみたいですが、CD方面でも、初回版だけキャストトークCD付とかキャストトークCD全サとか多くてげんなりします。そんなに腐から小銭を搾り取りたいか・・・

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索