さて、わたしがコノハラマスターに教えを乞うていたのと同時期に、偶然にもトキタ師匠がやはりコノハラマスターに入門書を尋ねていたそうです。

そんなトキタ師匠のコノハラ入門作品がこれ。

思わずコノハラ初心者のわたしも「これは違うんじゃ・・・」と突っ込みました。
でも、これを薦められたんだって。
なに? コノハラを読む覚悟を試されてるの?

というわけで、初心者のわたしたちは、お互いの入門書を交換してみることに。

しかし・・・刑務所モノだろう・・・
しかもわたしの読書傾向を掴んでくださっている人たちがわたしに薦めていないのだ・・・
とやや躊躇するわたしに師匠は、

「大丈夫! ジュネとか読んでたわたしたちなら耐えられるの!」

とよくわからないガッツを分けてくれました。


いやあの、耐えるとか耐えないとかじゃないじゃん?
そりゃ、人生の半分がホモでできてて中学時代に間の楔を読んでいたわたしたちは、大抵のものは耐えられるとは思うよ?
ギブアップとか、よほどのことがないとないよ?
そこにホモさえあるなら、どんな苦難にも耐えてきたよ?

でもそうじゃなくて!

「なんでも読める」のと「コノハラ入門書が読みたい」のとは違うじゃん!

ていうかなんでも読めるからこそコールドシリーズという地雷を踏んだとも言えるじゃん!
(どんだけトラウマなのか)(わんこを奪われた恨みは深い)

でも、すばらしい言い分だったので、ありがたくお借りして読んだ。


箱は怯えていたほどアレじゃなくて、面白かったです。
舞台がちょっとアレなだけで。
ストーカー気味の一途攻は好きだし、年下攻だし(結局そこなのか)

ただ、檻が重かった・・・・・・
箱で終わりでよかったのに・・・・・・
そこまで書ききってくれなくても・・・よかったのに・・・
いやせめて・・・あまもす・・・じゃなかった、雨の日で止めてくれれば・・・

というわけで、新しい教訓。

コノハラ作品が完結するときには気をつけろ。

あ、あと、挿絵が草間さんでよかったなーと思いました。
これ、ツタさんだったら、檻ではしっかりオッサン書いてただろうなーと(エロとじのトラウマ)

コメント

秋林 瑞佳
2008年12月16日20:44

「奈央さんがコノハラ作品を読む!」と聞くとドキドキします!

ぶっちゃけ告白すると私…「箱」で止まってます(←ダメじゃん!)
「檻」読んでません…積読2年経過…年末にでも読もうかな…でも…という状況です(←ダメじゃん!)。

今年は例年以上にさまざまな爆弾をいっぱい落っことして下さったコノハーラさん、ある意味、今年のBL界MVPかもしれません…。


奈央
2008年12月17日16:58

ドキドキさせてすみません!・笑
檻も、重かったんですが、望んだ方向に話が進んだ気はします。
大丈夫。ぜひ年越し本に……?

そして、秋林さんのひちわ拒否の理由がわかって、なるほどー…と思いました。
私も水城さんを見ると、「あー、あのスマ同人単行本にした人…」と思ったりします。

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