テニスに打ち込む高校二年生の甲斐幸宏のもとに、ある日、差出人の名字だけが記された古風な恋文が届く。それは同じ高校の三年生・佐伯真幸からの手紙だった。何事にも控えめな佐伯から向けられる真摯な行為にとまどい、わざと酷い仕打ちを繰り返してしまう甲斐だが・・・・・・。


という年下攻。
年下の攻が年上の受に酷い仕打ちを繰り返すのかー・・・と本屋で相当迷ったのだけど、あのね、いま、学園モノってそれだけで珍しい気がするのね。「学園モノ」で「年下攻」を「活字」で読みたかったら、多少不安要素があっても特攻する以外にないと思うのね。

思ったとおり、前半は特にどうということなく読んだ。
でも、後半はかわいかったかなー。
攻がまだ高校生のくせに、包容力と行動力に満ちていた。
ただ、その後半が、ふたりが出来上がったあとということでお互いを名前で呼んでるんだけど、「幸宏」「真幸」ってどっちがどっちだかわかんなくなるんじゃコラー!
名前が似てるとか同じ漢字が入るとかが物語のキーになるわけでもなかったので、せめてどっちかの「ゆき」を違う漢字にしてはくれまいか・・・と思った。

あーあ、どっかにかわいい年下攻高校生落ちてないかなー!

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