秘書の嗜み

これも聞いた。

遊佐×鳥海

この対決が出たら５枚買ってもいい、と思うほど待っていた対戦なんですよ。
この組み合わせでしかもタイトルが『秘書の嗜み』とかいって、完璧！
これはきっと、

俺様傲慢社長に有能秘書がプライドばっきり折られてあばばの嵐

的内容だろうと勝手に思い込んで、
「本だったら手にも取らないテンプレだけど遊佐鳥なら白米用意して待ってます！」
とわっくわくしていたのですが・・・。

あれ・・・これ、年下わんこ攻じゃね・・・・・・？

受はたしかに社長秘書だが、攻は広報・・・・・・。
明るくてちょっぴり（小学生レベル）策士で、一途でデスマス調な大型犬でした。
一応社長の甥で跡継ぎ候補ではあるけど、普通にかわいい胸キュン☆わんこ。
いやあの、これ、読む分には白米を用意するガチ設定ガチ内容なんですが、わたしが遊佐浩二に求めているのは決して年下攻大型わんこではないんだよね・・・。
あくまで感じの悪い、愛に気付けない人間見下し偏屈傲慢手篭めスト（？）社長でよかったんだよね・・・。
人間としてもＢＬの攻としても好きじゃないけど、ゆっちーにはそれをやってほしかったの！

まああらすじを見なかったわたしが悪いか・・・思ってそっとＣＤ裏を見てみると、

有能でクールな『氷の秘書』・誉はなにかと構ってくる後輩の及川が苦手。
ある日、泥酔した誉が目を覚ますと及川の温もりが！
さらに誉は、なりゆきで及川の秘密を知る。
戸惑う誉に及川は灼けるような愛を告げ、傲慢に同居まで決めてしまい……！？


・・・うん、なにかと構ってくる後輩のってところを興奮のあまりスルーしたかもしれん。
でも、これだけじゃわんこ攻には気付けなくない？ほら、傲慢って書いてあるし！

それに帯にはさ、【秘書の心得】夜は社長の淫愛に翻弄されることって惹句が躍ってるじゃんか・・・！

わたしだけが悪いわけじゃあるまい！？
・・・いやまあ、先に原作をチェックor秋林先輩のレビューを再度チェックしておくべきだった・・・・・・。
というわけです。