小野×神谷
これの、CDを聴いた。
二枚組は一度積むと当分聴けないので、買ってすぐに。
でぃあがーる聴いてすぐに(台無し)
29歳の受はある日他人の心の声が聞こえるようになってしまって悩んでる。
プロポーズした彼女とも別れて会社も辞めて、
家電量販店の契約社員として働いているんだけど、
そこで自分のこと大好きな攻社員に出会うと。
四つだか五つだか年下の攻は、無口でむっつりした感じなのに、
心の声はもういつもいつも「よむらさん大好きよむらさんの手触っちゃったうれしい離したくない」みたいなえらい騒ぎで。
純朴青年に受はだんだん惹かれてゆくのね。
それでまあいろいろあって、自分は人の心の声が聴こえちゃうんだよってばらしたりとか、ある日いきなり心の声が聞こえなくなったりとか。
君に他人の心の声が聞こえちゃうおれの気持ちがわかるのか、とか、
今まで聴こえていた心の声が聞こえなくなっちゃったおれの気持ちがわかるのか、とか、
受はずっとそんな調子なわけですが、攻は一貫して受に真摯でとっても利口な犬。
心の声が聞こえたり聴こえなくなったりしたなら、臆病になったり疑心暗鬼になったりって当たり前だよなーと思えるから、
題材とエピソードの選び方が上手なんだろうなと思う。
そしてCDとしてもとてもよい出来でした。
ほんとによかった。
二枚組でもこういうつくりだったら五千円払っても悔いなし。
そしてあの色気のない女王様の濡れ場から、よくぞここまで成長したよ神谷。
さすが2007年は全敗(※攻作品ゼロ)なだけあるよ。なんてかわいいんだ。神谷の受は苦手とか言って本当に悪かった。
おのせんせいもよかった。
とくに、まだ心の声が聞こえちゃう時期の対戦はほんとうによかった。
私の中で三本の指に入る対戦。
そしてトークでのおのせんせいの相変わらずの超ポジティブっぷりに耳を疑った。
絵に描いたようなポジティブシンキング。さすがおのせんせい。
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