ISBN:4344013980 単行本 沢村 凛 幻冬舎 2007/10 ¥1,680

やっと読み終わった。

仇同士でありながら、義兄弟の契りをむすぶ。
一国の未来をめぐる男二人の相克は、まさに圧巻。

敵に捕われの身となった王と、混乱する二つの国をなだめて統べる王。
二人が思い描いた理想は、はたして実現することができるのか?!


なんて帯を見たら、よだれ垂らしながらレジに持っていくのが腐女子というものだと思うのね。

勝手に、「あらしのよるに」みたいに
心を通わせあって二人で困難に立ち向かってくロミジュリ的ファンタジー
かと思ったら、ちょっと違ってて、なかなか読み終われなかったんだけどね・・・。


話自体は予想とは違ってたんだけど、納得できるいいラストでした。

あと、結果的に、「国をなだめて統べる王」のほうが「捕われの身となった王」を好きすぎ。
萌えっと鼻息荒く読めるわけではなかったし、登場人物の名前を全然覚えられなくて苦労したんだけど、まあまあ面白かったです。

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