ISBN:4334031609 新書 宮脇 修一 光文社 2002/09 ¥756

電車の中用の本でした。
専務(著者は海洋堂専務)の文章は、やわらかくて簡単でわかりやすいので好きです。

適材適所という言葉はまさに海洋堂のためにある言葉だと、そんなふうに思いました。
私みたいなにわかファンでも、「戦車は谷、可動は山口、美少女はボーメ」と即座に判別できるっていうのは、それだけその個性を海洋堂が大事に育てて、いかす場を作って与えてきたからなんですよ、きっと。
オールラウンダーもいるだろうけど、得意分野っていうのは絶対あるはずで、それをわかって仕事を割り振ってきた専務はやっぱりスゲエ人だなあと。

造形師を社員にして一緒に物をつくっていく、っていう発想ができる海洋堂だから、ここまでの企業になったんだろうなあとか。
他が猿真似しても追いつかないよな―と、しみじみ思いました。

でもさー・・・。
だからこそ、なんでおお振りフィギアを榎木さんで?って訊きたいんだよなあ・・・。
とはいえ、ああいうただの人間の男の子を、だったらだれに作らせればよかったのかっていうと、それはそれで謎で、最終的には榎木しかいないんじゃない?ってことに・・・なるのかもしれないけどー・・・。無難な人選ではあるよな。今までも女の子が買いそうな系統は榎木さんではあったから。
でも、どうせ榎木さんなら、あんな棒立ちのじゃなくて、いっそヴィネットにしちゃえばよかったんじゃね? 北斗の拳のときみたく、「やりすぎ・・・!」みたいなの作ったほうがおお振り好きも喜んだんじゃね?
じゃなきゃ、いっそ松村さんにわんこのアイちゃんつくってもらったほうが・・・。
いろいろ考えたんだけど、思うに、おお振りなら海洋堂の必要はない。シンプルすぎるから。それでもおお振り×海洋堂、で作るなら、もっと捻ったというか、完璧なというか、面白いものを作ってほしいです。・・・まあ、買わないんですけどね、アフタ(なら文句言うなよと)
っていうか、そもそも、腐女子に焦点を絞った付録なら、フィギアじゃなくて、ドラマCDとか作ったほうがよかったんだと思うんですよね(そりゃアンタの偏った希望だろ)
というわけで、第二回、おお振りキャスト表を脳内で製作中(なんで何度も作るのさ)
マリさん、できあがったらゴミ箱に放り込んでおきますよ(私信)(今んとこ決定してるのは、準さん=アスラン=三州だけです)(笑)

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