オールスター楽しかったですね。
城島が唐突に一塁に出てきたときなんか特に。
でも、二戦ともパが取るってのは、嬉しい反面、八百長なんじゃと疑ってしまったりします。だって、これでパが大差で負けたりしたら、合併とか1リーグ制とかの動きに拍車がかかるに違いないと、だれもが思うはずだもん。ストライキするくらいの勢いですって宣言があった直後なだけに、一丸となっての八百長疑惑もこっそり浮かぶってなもんです。まあ楽しければいいんですけれど。というか、選手が楽しそうにしてれば私はそれでとても満足。
それにしても・・・。岩隈と和田と松坂のヤング投手三人組が並んで座っていたのを見て、松坂のあまりのイモさに笑い出しそうになりました。どうしてあんたはベンチにいるときいつも帽子を半分浮かせているんだ!キモいからちゃんとかむりなさいよ。あと、亮太は笑うと本当にかわいい。真顔はあんまり好きじゃないけど、笑顔がたまりません。かわいいなあ亮太。

○読んだ本
伊坂幸太郎『重力ピエロ』
兄と弟と父親。という家族と放火事件と遺伝子。
美形な弟のことを、主人公であるお兄ちゃんがすごく大事にしてるんですよ。出生の秘密とかあって、だからちょっと腫れ物に触る感じにも見えるんだけど、それも結局愛情なんだと思うんです。兄弟ものってステキ。ミステリというには優しくて、母と「イマドキっぽい北村薫ってかんじ?」と言ってました。こういう人が評価されてたくさん読まれるのはすごくいいこと。

伊坂幸太郎『チルドレン』
直木賞候補だそうです。おめでとうございまーす。
「重力ピエロ」のあとにすぐこれを買って、しばらく放置して、ようやく昨日読み終えた・・・。これもやっぱりすごく優しいかんじでした。スイートというかキュートというか・・・と表現する言葉を探していて、ふと思いついたのが「チャーミング」。そうそうそういうかんじ。私いま上手いこと言った。
系統でいうなら、創元推理文庫系では、と思います。倉知・加納・北村・鯨・坂木ラインの連作短編集とかが好きな人にはとてもオススメ。

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