せんせい、マンガは読書に入りますか?
2004年2月17日 読書バナナはおやつですか?
くだものだよ。
○よんだほん
松本清張『砂の器 上下』(新潮文庫)
知人が「貸してあげようか?」と言うので、借りてみた。
ドラマもやってるッスね。そんなドラマの宣伝などで犯人を知っていたので、ワクワク感はなかったです。
それに、なんていうのかなー・・・。傑作とかいわれてるじゃないですか。まあ、面白いとは思うんですよ? 一気に読めるから、面白いんだろうと。けど、なんかどっか納得いかない・・・。社会派ってこういうんでいいんだ? 刑事のカンと閃きと偶然に頼る部分が多すぎるのではないかしら? 背景はすごいし、奥行きは感じるんだけど、なんかこう・・・うーん、うまく言えないんだけど。
鯨統一郎の本に、「清張が出てきて"社会派"っていうジャンルが新しくできたことで、"本格"が追いやられて消えた」みたいなことが書いてあったんですが、つまりそういうことなのかな。
私は系統的に高村先生の雄一郎シリーズと同じ括りに入れてしまったのだけど、ぶっちゃけ、深みとか緻密さとか、どこをとっても高村先生の勝ちに見える。括るところが違うのかもしれないけど。
つーか、やっぱり"社会派"ってのがどういうとこを指していうのかがよくわからないです・・・。
杜山まこ『誘惑の香り』(マガジン・マガジン)
年下攻はいいですね。受が社会人なのもかわいいなーと最近思う。悩みどころが多そうでいいなと(なんだそれ)
三島一彦『Reverse!?』(光彩書房)
まあ、タイトルからして不穏な空気が流れるわけで。
三島さんは基本的に、一般人の斜め上あたりにいるんだなーと思います。絵は好みなんだけど。なのにオールウェイズ受攻が微妙。泣ける。
石原理『わたしの隠れ家へどうぞ』(ビブロス)
「其は怜々の〜」の続きとか、「あふれそうなプール」の番外とかも放り込んでしまった短編集。
ちょっと看板に偽りありかもだけど、もういっそ「其は怜々の〜2」にしちゃえばよかったんでは、なんて思いました。余計なお世話だな。
石原さんのマンガは、わかりやすいの(この本では「わたしの隠れ家〜」とか「あうん」)と何度か読まないとオツムの弱い人(わたしだ、わたし)には理解できないもの(「ワールド・マーケット」「其は怜々の〜」)があると思いました。
木下けい子『泣き虫なリトル』(大洋図書)
かわいい表紙だなー。しかし、なんでこんなに線が細いっていうか、薄いんだろう。
そして、ストーリーも薄・・・・・・。薄いっていうのにもいろいろあると思うんだけど、「薄っぺらい」っていうんじゃなくて、「薄いコーヒー」っていう方向の薄さね。雑誌に載ってたら、「この話よかったなーかわいかったなー」とちょっと残るかもだけど、一人で一冊だと「うすいなー・・・」と思ってしまう。
けど、クラフトの方向がそっちなのかもしれないし。他社とかで描いたらまた違ったりするのかもしれないです。
椎木一夫『シュレ猫と探索する量子力学の世界』(日本実業出版社)
シュレディンガー方程式とかシュレディンガーの猫の実験って、たまに本とかで見るんだけど、いつも「わかったようなわかってないような」なので、ちょっと勉強してみようかなと思って。
けど、高校で物理をとらなかったあげく、化学の授業ではシフォンケーキ作ったりしてただけの私にわかるわけもなく・・・。
しかも、シュレディンガーさんの理屈は、いまだによくわかってない・・・らしい。
くだものだよ。
○よんだほん
松本清張『砂の器 上下』(新潮文庫)
知人が「貸してあげようか?」と言うので、借りてみた。
ドラマもやってるッスね。そんなドラマの宣伝などで犯人を知っていたので、ワクワク感はなかったです。
それに、なんていうのかなー・・・。傑作とかいわれてるじゃないですか。まあ、面白いとは思うんですよ? 一気に読めるから、面白いんだろうと。けど、なんかどっか納得いかない・・・。社会派ってこういうんでいいんだ? 刑事のカンと閃きと偶然に頼る部分が多すぎるのではないかしら? 背景はすごいし、奥行きは感じるんだけど、なんかこう・・・うーん、うまく言えないんだけど。
鯨統一郎の本に、「清張が出てきて"社会派"っていうジャンルが新しくできたことで、"本格"が追いやられて消えた」みたいなことが書いてあったんですが、つまりそういうことなのかな。
私は系統的に高村先生の雄一郎シリーズと同じ括りに入れてしまったのだけど、ぶっちゃけ、深みとか緻密さとか、どこをとっても高村先生の勝ちに見える。括るところが違うのかもしれないけど。
つーか、やっぱり"社会派"ってのがどういうとこを指していうのかがよくわからないです・・・。
杜山まこ『誘惑の香り』(マガジン・マガジン)
年下攻はいいですね。受が社会人なのもかわいいなーと最近思う。悩みどころが多そうでいいなと(なんだそれ)
三島一彦『Reverse!?』(光彩書房)
まあ、タイトルからして不穏な空気が流れるわけで。
三島さんは基本的に、一般人の斜め上あたりにいるんだなーと思います。絵は好みなんだけど。なのにオールウェイズ受攻が微妙。泣ける。
石原理『わたしの隠れ家へどうぞ』(ビブロス)
「其は怜々の〜」の続きとか、「あふれそうなプール」の番外とかも放り込んでしまった短編集。
ちょっと看板に偽りありかもだけど、もういっそ「其は怜々の〜2」にしちゃえばよかったんでは、なんて思いました。余計なお世話だな。
石原さんのマンガは、わかりやすいの(この本では「わたしの隠れ家〜」とか「あうん」)と何度か読まないとオツムの弱い人(わたしだ、わたし)には理解できないもの(「ワールド・マーケット」「其は怜々の〜」)があると思いました。
木下けい子『泣き虫なリトル』(大洋図書)
かわいい表紙だなー。しかし、なんでこんなに線が細いっていうか、薄いんだろう。
そして、ストーリーも薄・・・・・・。薄いっていうのにもいろいろあると思うんだけど、「薄っぺらい」っていうんじゃなくて、「薄いコーヒー」っていう方向の薄さね。雑誌に載ってたら、「この話よかったなーかわいかったなー」とちょっと残るかもだけど、一人で一冊だと「うすいなー・・・」と思ってしまう。
けど、クラフトの方向がそっちなのかもしれないし。他社とかで描いたらまた違ったりするのかもしれないです。
椎木一夫『シュレ猫と探索する量子力学の世界』(日本実業出版社)
シュレディンガー方程式とかシュレディンガーの猫の実験って、たまに本とかで見るんだけど、いつも「わかったようなわかってないような」なので、ちょっと勉強してみようかなと思って。
けど、高校で物理をとらなかったあげく、化学の授業ではシフォンケーキ作ったりしてただけの私にわかるわけもなく・・・。
しかも、シュレディンガーさんの理屈は、いまだによくわかってない・・・らしい。
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