「密室本」到着!

2003年6月3日
メフィスト巻末編集者座談会「密室本」が届いたー!
わーい!
リアルタイムで読んでるのも楽しいけど、昔のを振り返るのもとても楽しい。森先生とかも、最初は結構ケチョンケチョン言われてるのね。視点が定まらないとか説明不足だとか。
みなさん毒舌でとてもスッキリします。毒舌だけど、胸クソ悪くなるようなことは言わないし。
ちょびちょび読んでいます。


○読んだ本
喬林知『天にマのつく雪が舞う!』(角川書店/03.6)
どうも私の周りの人々はこのシリーズを受け付けないらしい・・・。
ひとりぼっち。しょぼーん。
この先ネタバレ。
コンラッドおかえりなさい?
で、切られたはずの腕があってびっくり。そしてヨザックの「彼は三人目だ!」という切羽詰まった叫びに、「・・・綾波?」と思いました。
ところで私はコンラッドが大好きなのだけど、最近魔族似てねえ三兄弟の長男もかなり好きっぽいです。

佐倉ハイジ『お味はどうですか?』(角川書店/03.6)
挙動不審なひとばっかり出てくるような気がします。
好きか嫌いかときかれたら「普通」と答えます。

坂木司『仔羊の巣』(東京創元社/03.5)
自意識過剰気味な腐女子は、「ここまであからさまにロックオンされてるとむしろ引く」とか言いかねない作品。してないから。多分。そこまで市民権ないから。と私は思うんだけど。
でも、普通のミステリでここまで濃厚な関係を描かれると、なんか自分のやってることがわかんなくなりはします。なんで私は男同士の肉体関係にこだわるんだ? みたいな。そんな原点にかえらなくても。いや、ほんとその一瞬だけで、またすぐに萌えへ帰ってゆくのですけれど。
火村先生とアリスみたいに、「いっそやっちまえ!」という強引なアドバイスはできなそう(?)な二人です。つまりはここで完結しているということなんだろうか。


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