そして今日は長太郎〜
2002年10月16日昨日はお手伝い係の発表会二日目。
お弁当に名札を張り、では見所に行こうかねとふらふら歩いていると、同い年のベテラン(なんせ初舞台が9歳だというんだから)に見つかり、「眠そうな顔でテレテレ歩いてんじゃねーよ」とどつかれる。
実際眠かったので、後ろの方の席でこっそり見ようと(そして眠くなったらウトウトしようと←最低だ)中正面あたりのドアから入ろうとしたら、今度はベテランのおじさんに見つかる。そして、舞台横のプログラムのようなものを捲る係だというおじさんに連行され、正面席最前列ど真ん中に座らされる。
お昼の時間までおじさんに決められ、(「今ごはん食べてきなさい。○○先生の番までには帰ってきなさい」)食堂へ向かうと、今度は私よりもいつのまにかうまくなっていた弟弟子(というのか?)に見つかる。お母様に紹介され、お決まりの「いつもお世話になってます」「とんでもございません、こちらこそお世話になっております」みたいな挨拶を交わす。
食堂でうどんをすすっていても、他のお弟子さんやら先生の奥様やらお嬢様やらお嬢様のお姑様やらに次々と会い、その度に立ち上がって米搗きバッタもかくやとばかりに頭を下げまくる。
その後新宿のホテルでの懇親会にも連行される。
楽屋口で先生を待っていると、シテ方と囃子方の職分の先生方が次々帰られるので、またひょいひょいと頭を下げる。誰が誰だかわかんないけど。
懇親会では、酔った先生に「あなたは本当に本番に強い。今回本当に良い出来だった。あなたの集大成でした」と言われる。喜んでいいのかはちょっと微妙だ。
そいえば今回、なんでか知らないけど大皮で発表会に出た方がいらした。
その人の出番の時は、大皮の先生が後見についていたのだけど、その先生の声がデカイ。
後ろで「ツッチョン、イヤア、イヤア」と言ってる声が見所に丸聞こえ。
いや、うちの先生も結構声デカイけどな。
因みに私は舞台に出る時に、方向を見失って遠くまで歩きすぎ、切戸口から先生に「行き過ぎ!」と言われてキョロキョロと辺りを見回してしまった今年でした。
だって、どこが正面なのかわからなくなるんだもん・・・。
○よんだもの
ゴツボ×リュウジ『ササメケ 』1.2(角川書店)
新刊がニ巻。帯が羽海野チカさんで、それだけのために二冊まとめがいをした。
多分いろいろ好きな感じなんだけど、あまりにもキャラがアイルではないのか・・・? てゆーか、三話から急に線が太くなって、ギャグ絵が羽海野さんに激似になったりしたのもすごい気になった。どうなのこのマンガは。
国枝彩香『未来の記憶』(ビブロス/02.10)
出会い方とか、再会の仕方とか、結構使い古されたパターンだと思うんだけど、やっぱり面白いなあ好きだなあと思う。あと、そういえばこの人のまんがには、美形の攻ってあんまり出てこないなあと思ったのですが。
恩田陸『木曜組曲』(徳間書店/02.9)
読んだとばっかり思っていたのだけど、未読だった。映画はもうはじまったのかしら。こないだテレビに京香が出てたからはじまったのかな。
しかし、うまいです。こういうタイプの話が本当にうまい。『ネバーランド』とか『黒と茶の幻想』とか。同じくらいのレベルの聡明な人が何人か集まって、シャープな会話をかわしていくとこなんか、普通そうで普通じゃなくてかっこよくて好きです。
だけど、やっぱりひとは書けば書くほどうまくなるもので、『木曜組曲』より『ネバーランド』、『ネバーランド』より『黒と茶の幻想』というふうに、厚みというか奥行きというかがでてきているような気がします。一番好きなのはやっぱりネバランなんだけど。てゆうか寛司が好きなんだけど。
ところで!! 『ロミオとロミオは永遠に』はいつ出るんですか恩田先生!!
山藍紫姫子『王朝恋闇秘譚』(角川書店/02.7)
図書館で借りました。
相変わらず濃いです。濃い。濃すぎる。
お陰で、結局この話が弟×兄の年下攻であるということに気付いたのは読み終わった後でした(それは自分がバカなだけです)
こんなの図書館に置いといて、平安文学とかが好きなだけの普通の人が借りて読んでしまったらどうするんでしょう。それがたまたま源氏物語に興味を持ち始めた女子中学生とかで、部屋に放置してあったこれを、お掃除にきたお母様が発見、中身をパラ読みとかしてしまったらどうするんでしょう。女子中学生ならともかく、男子中学生とかだったらどうしましょう。それはいろいろ問題だ。
お弁当に名札を張り、では見所に行こうかねとふらふら歩いていると、同い年のベテラン(なんせ初舞台が9歳だというんだから)に見つかり、「眠そうな顔でテレテレ歩いてんじゃねーよ」とどつかれる。
実際眠かったので、後ろの方の席でこっそり見ようと(そして眠くなったらウトウトしようと←最低だ)中正面あたりのドアから入ろうとしたら、今度はベテランのおじさんに見つかる。そして、舞台横のプログラムのようなものを捲る係だというおじさんに連行され、正面席最前列ど真ん中に座らされる。
お昼の時間までおじさんに決められ、(「今ごはん食べてきなさい。○○先生の番までには帰ってきなさい」)食堂へ向かうと、今度は私よりもいつのまにかうまくなっていた弟弟子(というのか?)に見つかる。お母様に紹介され、お決まりの「いつもお世話になってます」「とんでもございません、こちらこそお世話になっております」みたいな挨拶を交わす。
食堂でうどんをすすっていても、他のお弟子さんやら先生の奥様やらお嬢様やらお嬢様のお姑様やらに次々と会い、その度に立ち上がって米搗きバッタもかくやとばかりに頭を下げまくる。
その後新宿のホテルでの懇親会にも連行される。
楽屋口で先生を待っていると、シテ方と囃子方の職分の先生方が次々帰られるので、またひょいひょいと頭を下げる。誰が誰だかわかんないけど。
懇親会では、酔った先生に「あなたは本当に本番に強い。今回本当に良い出来だった。あなたの集大成でした」と言われる。喜んでいいのかはちょっと微妙だ。
そいえば今回、なんでか知らないけど大皮で発表会に出た方がいらした。
その人の出番の時は、大皮の先生が後見についていたのだけど、その先生の声がデカイ。
後ろで「ツッチョン、イヤア、イヤア」と言ってる声が見所に丸聞こえ。
いや、うちの先生も結構声デカイけどな。
因みに私は舞台に出る時に、方向を見失って遠くまで歩きすぎ、切戸口から先生に「行き過ぎ!」と言われてキョロキョロと辺りを見回してしまった今年でした。
だって、どこが正面なのかわからなくなるんだもん・・・。
○よんだもの
ゴツボ×リュウジ『ササメケ 』1.2(角川書店)
新刊がニ巻。帯が羽海野チカさんで、それだけのために二冊まとめがいをした。
多分いろいろ好きな感じなんだけど、あまりにもキャラがアイルではないのか・・・? てゆーか、三話から急に線が太くなって、ギャグ絵が羽海野さんに激似になったりしたのもすごい気になった。どうなのこのマンガは。
国枝彩香『未来の記憶』(ビブロス/02.10)
出会い方とか、再会の仕方とか、結構使い古されたパターンだと思うんだけど、やっぱり面白いなあ好きだなあと思う。あと、そういえばこの人のまんがには、美形の攻ってあんまり出てこないなあと思ったのですが。
恩田陸『木曜組曲』(徳間書店/02.9)
読んだとばっかり思っていたのだけど、未読だった。映画はもうはじまったのかしら。こないだテレビに京香が出てたからはじまったのかな。
しかし、うまいです。こういうタイプの話が本当にうまい。『ネバーランド』とか『黒と茶の幻想』とか。同じくらいのレベルの聡明な人が何人か集まって、シャープな会話をかわしていくとこなんか、普通そうで普通じゃなくてかっこよくて好きです。
だけど、やっぱりひとは書けば書くほどうまくなるもので、『木曜組曲』より『ネバーランド』、『ネバーランド』より『黒と茶の幻想』というふうに、厚みというか奥行きというかがでてきているような気がします。一番好きなのはやっぱりネバランなんだけど。てゆうか寛司が好きなんだけど。
ところで!! 『ロミオとロミオは永遠に』はいつ出るんですか恩田先生!!
山藍紫姫子『王朝恋闇秘譚』(角川書店/02.7)
図書館で借りました。
相変わらず濃いです。濃い。濃すぎる。
お陰で、結局この話が弟×兄の年下攻であるということに気付いたのは読み終わった後でした(それは自分がバカなだけです)
こんなの図書館に置いといて、平安文学とかが好きなだけの普通の人が借りて読んでしまったらどうするんでしょう。それがたまたま源氏物語に興味を持ち始めた女子中学生とかで、部屋に放置してあったこれを、お掃除にきたお母様が発見、中身をパラ読みとかしてしまったらどうするんでしょう。女子中学生ならともかく、男子中学生とかだったらどうしましょう。それはいろいろ問題だ。
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