柱伝説

2002年9月7日
そいえば、こないだのジャンプ見て思ったんですが。
そう、手塚部長は大和部長のセリフをパクッてたんだなあって、あの「青学の柱」発言。
あれって、あれなんじゃないですか?

サヨコ伝説。

(恩田陸著『六番目の小夜子』より。ざっと説明しておくと、ある学校の生徒間で代々内緒で受け継がれている「サヨコ」のゲームの話。三年に一度「サヨコ」が選ばれ、その人はなんか色々しなきゃいけない。「六番目のサヨコ」の年に現れた沙世子という転校生と、その周りで起こる事件を描いた青春ホラー小説。だったと記憶)
要するに、青学の柱ってサヨコなんですよ。
サヨコ(柱)に選ばれたからには、眼鏡をかけ、中学生らしからぬ風貌を保ち、部活には遅刻(だよねえ、いつも←禁句?)し、部員を走らせ、次のサヨコを選び、「お前は青学(次)の柱(サヨコ)になれ」と引継ぎをしなければいけないのです。
いいですか、ここで重要なのは、『六番目の小夜子』同様、「柱」は毎年選ばれるんじゃないってとこなんですよ。「柱」はね、必ず三年から一年に引き継がれるのです。
そういう青学テニス部の伝説。
だから、二年後にはリョーマさんも、にょっきりと背が伸びて、変な三角のグラサンとかザマスメガネとか(テニプリ眼鏡キャラ多いからもうそんなんしか残ってない)かけて、なんか揉め事が起こると唐突に現れて(効果音は「ザッ」季節に関係なく木の葉も散る)「まだまだだね、グラウンド50周行ってきなよ」とか言って、見所のある一年生を掴まえて「ねえ、アンタ青学の柱になりなよ」と言うんです。
……そのうちテニプリが打ち切られた際の(ゲビ)最終回予想のようだ。

だからね、何が言いたいかっていうと、手塚部長のセリフはパクリじゃないよという優しい弁護。
別にあたし手塚好きじゃないけど、どちらかというと手塚は攻派なので、手塚に「アホの子」疑惑がかかってしまうのはちょっとなあと思ったわけです。

てゆうか、要するに『六番目の小夜子』は名作だぞと。

てゆうか、伝家の宝刀零式って。零式って?
あれを返すにはどうしたらいいんですか。
球が地に落ちる前に拾うの? そんなん、宍戸の加速装置を作動させなきゃ無理じゃん?


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