見てきました。
2002都民芸術フェスティバルのスターダンサーズバレエ団公演「マクミラン・カレイド・スコープ」!
たまに思い出したように愛を送る(笑)スタダンのダンサー、西島千博さんが怪我でお休み、というのがとても残念でしたが、

アダム・クーパーが恰好良かったからいいの!

もう、本当に。
特に、「欲望」のパ・ド・ドゥがとてもいい。もう、舞台の上をたらたら歩いているのもすごい絵になるんです。それで、片膝の上に女を乗せて、けだるげに煙草とか吸われた日には! 客席で失神するかと思いました(大袈裟)。ああもうこれ、これなのよ、この人のすごいのは〜。「支える」というよりか、「掴む」「握る」「投げる」みたいなホールドが、とっても魅力的なんですが。
よくマンガとか小説でも出てくるじゃないですか。
「異常に遊んで毎晩女とっかえひっかえみたいなイイ男。その日の女が拗ねたりしたら、一応機嫌とって甘やかしたりする。でも、次の日になったら急に冷たかったりもする。でもとにかくイイ男。実はブラコンだったりしてね(!?)」
みたいな遊び人。そういう感じがするのですよ。ああ〜、こういう男に惹かれるのは危険〜、でも恰好良い〜。
幕が下りて客席が明るくなった瞬間に「カッコイイー」とか言って母には苦笑されるわ、カーテンコールにアダムが出てきた瞬間に「ヒャー」とか奇声を発して隣のオジサンにビクッとされるわ、相変わらず傍迷惑な私なのですが、とにかく今日は幸せでした。

○読んだ本
あべ美幸『困った時には星に聞け! 15』(冬水社/02.2)
宝の女装が、女の子に見えているのか、女装に見えているのかが微妙なところ。つーか、清嶺が宝にマジ惚れなのか、ただのすごい嫌がらせなのか、そこが一番微妙なところ。

喬林知『明日はマのつく風が吹く!』(角川書店/02.3)
魔王陛下の隠し子騒動。・・・なのかなあ。
そんでこれで完結だとか。番外は出るかもしれないけど、完結だとか。まあ、惜しまれつつ完結、というのが理想的なのかもなーと思います。ギャグだしね。でも、ゲーゲンヒューバーとコンラートの確執だとか、スザナ・ジュリアとコンラートの詳しい話とか、語りきってない部分もない? 語ってたの? 私が見逃しただけ? こりゃ失敬。

高野和明『13階段』(講談社/01.8)
去年の乱歩賞受賞作。
えーと、死刑囚の冤罪を晴らすために、元刑務官と前科者が調査に乗り出して、という話。
割と、普通の謎解きものかなーと思ったら。
思ったらですね、ラスト辺りでゴロンゴロン、もうこれでもかってくらい真実・新事実が発覚。「え? もしかしてそんな後味の悪いラストなの?」と途中で何度もドキッとしました。いやー、犯人が○○○○じゃなくてよかったです。
とてもしっかりした作りで、面白かったです。

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