末広かり

2001年12月24日
♪ひーとがかーさをさーすならー
わーれもかーさをさーそうよー

ああもう頭に残るー!!
昨日教育テレビでやっていた狂言「末広かり」
最後に主人の機嫌を取るために、太郎冠者が歌うのが上の歌なのですが、すごい単調で、呪いのようについ口ずさんでしまうのです・・・。
人が傘をさすなら我も傘をさそうよ〜、と言われましても。本当はもっと長いんですが。

前回の「萩大名」とは逆で、太郎冠者がアホな「末広かり」。ちゃんと見ていなかったのでアレなのですが、多分こんな話。

【主人の家】
主人「太郎冠者、都へ行って『末広がり』を買ってきなさい」
太郎冠者「はーい、行ってきまーす」

【都】
太郎冠者「・・・てゆーか、スエヒロガリって・・・なに? すいませーん、スエヒロガリが欲しいんですけどー」
都の人「(田舎モンが・・・)はい、これが末広がりね。毎度」

【主人の家】
太郎冠者「ただいま帰りましたー」
主人「お帰り、太郎冠者。末広がりは買えたかい?」
太郎冠者「うん、はい、これ」
主人「(・・・この子は都で雨に降られたのかな)」
太郎冠者「それがスエヒロガリでしょ?」
主人「馬鹿。これはどう見ても傘だろう。末広がりっていったら扇のことに決まっているだろうが」
太郎冠者「・・・扇ならはじめっから『扇買ってこい』って言えよなー」
主人「太郎冠者!」
太郎冠者「うわーん、ごめんなさいー」

太郎冠者「どうしよう、怒ってるよ。そうだ、都の人に教わった歌を唄ってみーよう」
主人「・・・可愛いことだ。仕方ないな」

ちょっと最後違うかもね(チョット?)


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