能楽鑑賞

2001年9月3日
急がないと、そろそろ出掛ける時間なのですが。
昨日は神楽坂に能を見に行きました。・・・1人で。淋しいですね。
だけど、若い(自分で若い言うな)女性(間違ってないよな)が1人で能楽鑑賞ってちょっとカッコよくない〜? とか思ってちょっと浮かれていたのも事実。

「清経」と「羽衣」と「籠太鼓」。狂言は「蚊相撲」でした。
今回の能は三つとも複式夢幻能ではなかったので、居眠りせずに済みました。複式だと、前シテが衣装変えたりしている間に「これまでのお話」らしきこと(だって聴き取れないし)を間狂言に延々語られて、間違いなく寝てしまうのですよ・・・。
「清経」が面白かったです。
「平家物語」で描かれている清経入水の後のお話。
簡単に言うと
使者「奥様、悲しいお知らせを持って参りました(清経の遺髪を持ってくる)」
妻「ハ!? 何アイツ勝手に自殺とかしてんのよ! いらないわよそんなもん!(ふて寝)」
清経「うらめしや〜」
妻「何よアンタ! 恨めしいのはこっちやっちゅーねん!」
清経「お前こそなんで俺の形見いらねーとかいうわけ?」
妻「勝手に自殺しといて今度はなんなわけ?」
清経「まあ聞けよ。もうあの時は平氏なんてダメダメだったわけじゃん。そこで俺はこうね、笛吹いて、舞って、海に飛び込んだわけ。オイちょっと見てんのか? こうよ、こう」
妻「・・・・・・」
清経「よし。それじゃ俺は成仏するぜ」
という話。・・・酷い要約もあったものです。
そんな風に現代語アレンジをしながら見ていると、寝ないですむのかもしれない(聞き取れてないくせにアレンジもなにもない)

○読んだマンガ
猫田リコ『イエス・マスター』(竹書房/01.9)
黒乃奈々絵『新撰組異聞 PEACE MAKER5』(エニックス/01.9)
佐久間智代『少年☆周波数[王様の棋譜]5』(角川書店/01.9)
お前のジャンルはむしろ「アニメ・マンガ」なのでは、と思う今日この頃。


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