デデドン

斬新が過ぎるし欲しすぎない?
笑って感心してさらにスルーできない案件すぎて
でも周りにわかってくれるひとのいない感がすごくて
ひさしぶりにここへ来た。

ポチッたのが届いたのでこれから読みます。
四冊目!

これが一番よかった!今年の一番かも!(※まだ1月)

不眠症の受と、問答無用に受を眠らせる声を持つ攻。
攻がずっとですます調だから年下なんだろうな?
年の話はでてこなかった気がする。
受の隣の席にヒール履いてるオネエがいるので
なんだろ、デザイン系とか広告関係の会社なんだろうか……
攻が営業だっていうこと以外お仕事の描写もとくになかったけど
そんなかんじのリーマンもの。

偶然にも年下攻めリーマンの添い寝からはじまる恋を続けて読んでいた。

受は幼少時のトラウマで悪夢を見るとのことだったのだけど
そのトラウマもありがちなやつでなくて、
そこも含めて、「君のおかげで救われた」的なふわっとしたのじゃなくて
本当にしっかりときれいに解決して着地したのがよかった。
最後ちょっとうるっときた……。

表紙がきれいすぎて、逆に中身で外れるのではと迷ったんだけど
買ってよかった。池さん系の絵柄で、攻かっこいいし受は美人さんだ。

あ、でもイケボっていう単語はやっぱり好きじゃなくて、感性の問題だな……
冒頭で一回出てきただけでしかも脇キャラの台詞だったから助かった。

三冊目!

お疲れの上司に部下が
「俺のソフレにしてあげましょうか」
つって抱っこして寝てくれる話。
ソフレ=添い寝フレンド
ちょっと流行ったワードをすぐさま前に押しだしてくる感じが
リブレさんぽいなーというかんじがした。
あんまり「ソフレ」って言葉が自分に馴染まないせいか
その単語が何度も出てくるところだけはマイナスポイントだけど
出来がよくてクール系の部下とちょっと脆くてかわいい上司の
まさに「王道ラブストーリー!」で安心して読める。

カキネさんは、線が細くて画面が薄すぎて読みづらい印象だったけど
これの最後のほうは主線太くなってて緩急があって読みやすくなってた。

二冊目!

攻ふたりが「BLの研究するから」つって
貧乏学生の受を実験体にするエロコメ。

ギャグ系のBLは苦手なことが多いのだけど
これはすごくよかった。
流され系ではあるけどバカすぎではない受がよかったのかな。
下品すぎないしエロすぎないし、
すべて適度で、笑えて、おもしろかった。
ギャグ絵がときどきマサルさん風になるから
うすた先生お好きなんだろうなあ。

黒バスあたり?から増えた、最近の流行りの絵柄だよね。
たぶんこの系のひとを並べられたらわたしは見分けがつかない。

久し振りにまとめてBLマンガ買って
全部アタリ!!
だったのでメモ。

一冊目。

花ゆめで描いてる作家さんの別名義とか。
大学の先輩×後輩って普段あまり手を出さない組み合わせだけど
これはすごくかわいかった!
高校生の設定でもよかったかなあ。
でも先輩がおとなっぽいし、受ちゃんひとり暮らしだし
大学がちょうどいいのかな。
大学BLで一番苦手なセフレとか出てこないし、
まあ、あまりにも男同士って点を簡単に乗り越えすぎだなとは思うけど
ザ少女漫画BLっていうかんじで癒される。

わんこ(本物)かわいい。
書評エッセイマンガ?
本の雑誌の連載はこれまでも単行本化してたけど
それを一冊にまとめたもの。
かなり厚くて読み応えがある。布団で読んでると腕が痛い。

本読も~~!!と思う一冊。
紹介されてる本を図書館で借りようとメモしてて
でもふと気付いたんだけど
ここまで読んだことない本ばかり紹介されてるってことは
自分とは本の趣味が合わないのでは???


よかった!
年下ノンケ×元ゲイビ男優。
年上のきれいな人が背負っている壮絶な過去を
年下ノンケが理解して受け入れて包み込めるのか
みたいな。

受を取り巻く男の人数が
コミックス1冊分の話としてはちょっと多くて
三人をどうにかふたりに減らせたらもっとすっきりして
よかったんじゃないかなーとは思ったんだけど、
久し振りに、恋愛漫画としての描写に疑問のないホモ漫画を読めたなと思った。
小説一冊分で読めたらちょうどよかったのかもしれない。
ドラマCDになるそうだけど、古川さん×平川くんっていうのも納得。
平川くんの熟女受が冴えわたるなー……。

そういえばこのひと前作もドラマCDになっててそっちは古川さんとさとたくだったんだよね。
受攻どうなってたんだろ、くりみつだったの、みつくりだったの。



あと倉花さんの挿絵に惹かれて
ひさびさに活字のBL読んだんだけど
これすごくよかった……
2巻はやく読みたい。

おおくりから受と金髪エレガント王子攻でしょつらい;;;;
って覚悟して読んだんだけどありがたいことにたぶん逆だ。
奴隷になった黒髪王子が攻で主の金髪が受だ。たぶん。きっと。

なんか、最近の日本の、奇をてらったっていうかニッチなっていうか
インパクトが強くて勢いがあるだけで結局よくわからない流行りのBLよりも
もしかしたら海外のもののほうが自分には合っているのかもしれない???
って思うようになった。
海外=逆カプ(ガチムチ受)とリバって思い込んでいたけど違うみたい?
オメガバースもD/Sも設定としては割と好きなんだよなー。



よかった;;;;;;;;
目に付くところにある
最近読んだほもまんがまとめ

夏水りつ『アーモンドを七粒2』 安定
夏目イサク『花恋つらね1』 イマイチ
桂小町『ROUGE』 安定
みちのくアタミ『いやよいやよもキスのうち』 まあまあ
いけがみ小5『俺の後輩の懐が深すぎてこわい。』 そうですか
紺色ルナ『キスミーシュガーベイビー』 安定
桜賀めい『ヒミツじゃないけど』 物足りないけど
ためこう『泥中の蓮』 このみじゃない
福嶋ユッカ『BL漫画家、出張ホストを買う』 ×
山野デコ『恋はナナイロ七変化!?』 ×
小銛蕗シンジ『青く清く』 イマイチ
佐藤千鳥『ねえねえあのね、それからさ』 ×
晴屋うまこ『プリティ・ビッチ、恋を知る』 イマイチ


新規開拓をしては失敗する。
あ、セクピス読むの忘れてた。
あとしまった、りこさんの新刊買ってない!!!


昔はあんなに好きだった「青春ミステリ」というジャンルを
最近読めなくなってきてて
(学園BLはいまでも最愛だけど)
これも迷ったんだけどおもしろかったです。
青春というより家族もの。
さわやかなようでいて、どこかじっとりとしてるのが
近藤節だなあという感じ。

2016年6月17日 一般読書(活字)

「貧乏の神様 芥川賞作家困窮生活記」
がどこかで話題になっているのを見て
そういえば読んだことないなと思って図書館で借りた。

なんかすごい、このひと病んでるぞ!っていう、
ある意味すごく「芥川賞作家」

あとすごいなと思ったのが、
作家ってこんなに編集者さんに迷惑かけるんだってこと。
自分が妊娠して子供産むとか、
大事なひとがガンだとか、
そういうことでいちいち編集者さんに連絡して
資料集めてもらったり病院紹介してもらったり
新生児に必要なもの買い揃えてもらったりってすごい。
どういう意識があるとそういうことができるんだろう。
作家のプライベートと編集者さん関係なくない?

---

どこで見たんだったかなー、いまは本のタイトルって
検索ワードに引っかかるようなのじゃないとだめで
「火花」なんて
(内容がわからないし検索かけたら無数にヒットするみたいな)
タイトルは純文学でしか許されない
みたいななにか目にしたんだけど
「貧乏の神様 芥川賞作家困窮生活記」と「命」がまさにそれそのものだなと思った。

さくさく読めておもしろかった。
こういう連作ものってたくさんあるけど
ザザッと気持ちよく読めるか読めないかが
勝負の分かれ目な気がする。

わたし最近すごく普通の本読んでる!

毎度のことながら、
映画気になる→原作読む→映画見ない
の流れ。

おもしろかった!

えぐい。

あとがきに、
「(略)好きだと言ってくださる方、苦手だけど読んでくださる方、
これは読まないけど他は読むよという方、(略)ありがとうございます」
とあって、いろんな意見がきてるんだろうなーと思った。
わたしも苦手だけど読む勢なのでなんかごめんな……。


ニーラムが万里子を好きになる根拠も
万里子がニーラムに惹かれていく過程も
すごく自然で、読んでて気持ちいい。

関係ないけど、すごく好きな作品なのに
表紙をひとつもまったく覚えてなくて
今回もいまはじめて最終巻みたいな表紙だなーと思った。
(※最終巻じゃない)

火花

2016年5月14日 一般読書(活字)

図書館で文芸春秋借りて読んだ。
(単行本の予約はいっぱいだけど
文芸春秋はすぐに借りられた)

売れない芸人徳永は、師として仰ぐべき先輩神谷に出会った。そのお笑い哲学に心酔しつつ別の道を歩む徳永。二人の運命は。


あらすじから想像するとおりの話。
わたしは方言を文章で読むのが苦手で(=方言萌えがない)
純文学が苦手なので
「はー……」
としか思えなかったけど、
あ、そう、オチだけはヒエッて思った。
先輩芸人の神谷が、失踪するか死ぬかどっちかだろうなと思ったけど、
いや一度は失踪したんだけどとんでもないことになって帰ってきた。
エログロというかホラーというか、とにかくヒエッとなる感じも、これは純文なのかなー。
普段純文読まないからわかんないけどインパクトだけは強烈だった。

芥川賞ってイメージとして
「凡人の主人公が奇天烈でヤバイ人と出会って
その人に平然と寄り添って短い時間を過ごして
けれどその人が死ぬか消えるかしてそこはかとない喪失感を抱えまた生きていく」
みたいなテンプレがある気がするんだけどほぼそういう話。
なんだろ、「凡人なのに超人と生きた特別なわたし」みたいな高尚な中二みを感じる。
異論は認めます。

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